ギアナ高地の次はヒマラヤに行くと決めていたが、今回も自称"辺境観光旅行家"のO君が2014年3月にヒマラヤにトレッキングに行くと言うので便乗させてもらった。しかし 昨年末お伊勢参りに車で出掛けたのはよかったが久しぶりの長距離ドライブだったせいか、腰痛気味だった腰が悪化し左足がまともに上がらない状態が2ヶ月ほど続き、ヒマラヤの天候が安定する10月、11月頃に行ければ良いなと思っていたら 彼は仕事の関係があるので今年の3月に一人でも行くと言う。この機会を逃すとヒマラヤにもう行くことが出来ないと思い、O君のアドバイスで整形外科の医者に痛み止めの薬を処方してもらったり、高所では夜 良く寝れないと言うので睡眠導入剤を処方してもらったりと内科や歯医者にも行って万全を期して便乗することにしたのだが、これから先一ヶ月ほどは酒も飲めないと思い深酒が続き出発2日前から赤眼になり、花粉症が始まったのか咳も出てきたが 妻には空気のきれいなヒマラヤに行けば花粉症も治るわよと励まされ慌ただしく出発することになった。
今回の旅は成田・カトマンズの往復航空券とカトマンズ到着が深夜になるのでカトマンズのホテルだけ予約して それ以外はすべてオープンにして出発することにした。その理由はカトマンズ - ルクラ間の飛行機が天候不順などにより欠航する事が多いこと、高度順応や体調不良などにより予定が変わる可能性が高いことや旅費を安く抑えたいことなどによる。高山病にはアルコールが良くないということなので、ヒマラヤでは禁酒を覚悟し、お風呂やトイレなど不自由な生活を強いられるので 周りの者には遊びに行くのではなく修行に行くのだと説明していたが、最初から最後までビールを飲み続け己の意志の弱さには呆れてしまうことになった。結局 修行というよりは苦行に出掛けたと言った方が良いかもしれない。
途中下痢をしたり、雪で足止めを食らったりと色々な事があったが、幸い心配していた腰痛も悪化せず 予定していなかったチトワンに行ったりカトマンズの世界遺産巡りなども出来た充実した旅であった。
この写真紀行のHPは当初Flickrに投稿してから作る予定だったが、こまめに記録を取らないで写真や資料を見て記憶を呼びおこして作成するのが自分のスタイルなので 遅くなると記憶も曖昧になると思い先に写真紀行を掲載することにした。良い写真があれば後でレタッチなどしてFlickrにアップして行きたいと思う
My Flickr page: https://www.flickr.com/photos/kazs2307/。
今回も重い一眼レフも持って行ったがもっぱら軽いミラーレスにお世話になることになってしまった。ヒマラヤの山々を撮るのも目的の一つではあったが むしろトレッキングの道中で見かける人々の生活を撮りたいと思っていたのだが ネパール語でコミュニケーションを取れなければそれも難しいのかなと思う。 尚カトマンズやエベレスト街道の集落などは帰りにも同じ場所で撮ったりしているので同じ場所のものは まとめようとも思ったが かえって混乱すると思い時系列で掲載することにした。後で同じ場所の写真などが出てくるかもしれないがご容赦願いたい。これから何回連載することになるかまだ分からないが、山を見てすぐ名前が分かるのはアマダブラムぐらいしかない山の素人なので 山の名前なども後で訂正することなどあるかもしれないので御了承願いたい。
最後に豊富な経験を基にいつも適切なアドバイス与えてくれ旅をサポートしてくれるO君に感謝するとともに、このHPを見ることもないとは思うが いつも心配ばかりかけている家族に感謝したい。
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