ネパール・ヒマラヤ写真紀行ー11 チトワン Nepal Himalaya poto travelogue- 11 Chitwan

3月31日朝 Mt.Fuji の人に案内してもらいタメル地区のはずれのツアーバス乗り場まで行き、チトワン行きのツアーバスに乗る、約4時間ほどの行程である。O君は最初からチトワンに興味があり、時間があれば行きたいと言っていたが、自分は防寒のみ考えた服装で来てヒマラヤからギアナのジャングルのような亜熱帯地方に行くとは全然考えていなかった。エベレストのマウンテンフライトでもしようかと思っていたが、飛行機に乗るのは出来るだけ避けようと思う様になって来て 旅行社でチトワンが観光リゾート地であると聞いてタメルでサファリ用シャツなどを買い自分も行くことにした。。

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ホテルの部屋の蚊帳

長距離ドライブの末チトワン国立公園のRapti River 沿いのロッジJungle Wildlife Camp に到着。
この蚊帳は日本で昔見たものとは随分違う。以前この地域(タライ平原)はマラリヤが流行っていたが、現在は撲滅されたと言うが、蚊帳があるのがちょっと気になる。
村の散策

ツアーに参加していたイギリス人とオーストラリア人のカップルと一緒にロッジの人の案内で村を散策する。
この辺りの羊は日本の羊とはちょっと種類が違うようで独特の顔をしている。 ヒマラヤで急な山壁を飛び回るヒマラヤ山羊は見ることが出来なかったが 顔が似ているように思った。
手形で模様を付けたタライの民家
村の子供たちとアヒル
ナマステ!

村を歩いていると可愛い子と母親が家の前で日向ぼっこしていたので、ガイドの人に頼んで写真を撮らせてもらった。ナマステ!とポーズをとってくれた。
象の散歩

村の外れのタライ平原のビジターセンターを出て川沿いにロッジに向かうと 突然像が現れた。放し飼いにしているようである。
象さんのお通り

川で水浴びをした帰りであろうか?
ガイドの人が正面に行かないようにと言うが、突然目の前に現れたら如何すれば良いのだろうか?
夕日の二人

このイギリス人の女性とオーストラリア人の男性カップルはネパールの旅の途中で知り合ったのではないかなどとO君と邪推した。 この男性はジャングルサファリの道中人間が落としたと思われる紙くずなどを森で拾っていて感心したが、自然保護に感心があるようである。
夕日にくれるRapti River

犬が川辺で遊んでいた。明日はこの川をカヌーで下り、Jagatpur辺りから半日のジャングルサファリである。
  ロッジに掛けてあったロッジの場所を示すチトワン国立公園地図

緑色の部分が国立公園のようである。
  カヌー

加工しやすい一本の大木をくりぬいて作ったものである。そのため ちょっとカメラを構えただけで左右に揺れるので注意を要する。ただし川の流れはとても静かで水面鏡の上を滑るように進む すばらしい川下りであった。
目だけ出しているワニ

この川には二種類のワニがいて一方は凶暴で、他方はおとなしいと聞いたが、これは凶暴な方だったかな?
船頭さんが何か引き上げたら大きなヘビの脱け殻だった。ヘビも泳いでいるようである。
オオサギ

チトワンは鳥類の種類も多く 色々な鳥が見ることが出来たが、不安定なカヌーで思うように写真は撮れなかった。
かなり大きな鳥がジャングルの方に飛び立った

この後 King Fisherと誰かが叫んだのでとっさにカメラを振ったらカヌーが横転しそうになった。撮った写真はピンボケだったが確かに青い羽や飛び方はカワセミだが、カワセミにしてはちょっと大きすぎで頭の色もちょっと違うので種類が違うような気もする。
上陸

カヌーをこの辺りで降りジャングルを歩きエレファント ブリーディングセンターまで行く。
川向こうに見えたワニ

先ほどのとは違う種類のようだ。
ジャングルの一部が山焼きのようなことをしていたためか、ジャングルサファリの道中で見たのは結局サルとシカ、孔雀などでそれも遠方なので写真も撮れなかった。ガイドの人が途中これがトラの足跡だと示してくれたが自分には良く分からなかった。一日サファリやジープサファリをすればトラも見ることが出来ると盛んに勧める。
エレファント ブリーディングセンター

ジャングルを歩きエレファント ブリーディングセンターに到着。このブリーディングセンターにはメス象と小象だけがいる。この小象の父親はジャングルにいる野生のオス象だそうだ。
水牛

野生と思われる水牛をカヌーから見たが飼われている水牛もいるようだ。
ロッジの近くで見た花

ブリーディングセンターから車でロッジに戻る。ロッジの近くに日本でも見かけるような花が咲いていた。
午後からは先ほどのブリーディングセンターからエレファントサファリである。
ロッジの近くの花
川で水生植物を採る女の人たち

ワニやヘビは大丈夫なのでしょうか?
インドサイの親子

午後から象に乗ってジャングルを探索するエレファントサファリである。あまり乗り心地は良いものではなく30分程乗ったらもう十分と思ったが1時間以上乗ることになった。途中サイが餌付けされているのか、我々が乗った象が4,5メート程近づいても逃げない。
インドサイ

象が歩いている時は揺れるのでなかなか写真は撮れないが、この時は止まってくれた。
エレファントサファリの観光客

象の上には四角い枠があり、4人が座れるようになっている。
水浴びする象
エレファントサファリ

先頭の象がブリーディングセンターに近づくと あの金属音のような声で「今帰ったわよー」と言うような叫び声を上げ、2泊3日のチトワンジャングルサファリも終わったが、ヒマラヤの疲れを取るのにちょうど良い のんびりしたリゾートを堪能出来た。
この夜はネパール伝統芸のスティクダンスなどを見て、明日はカトマンズに戻り 翌日はカトマンズ郊外の世界遺産巡りである。


To be continued

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