ネパール・ヒマラヤ写真紀行ー10 カトマンズ スワヤンブナート Nepal Himalaya poto travelogue- 10 Kathmandu - Swayambhu

昨日ルクラから戻り旅行社のMt.Fujiで明日3月31日からのチトワンでの2泊3日のジャングルサファリとカトマンズ最後の日4月3日のタクシーによる世界遺産巡りを決めた。今日30日は空き日だが カトマンズの西の郊外の丘にそびえるネパール最古の仏教寺院でネパール仏教の聖地であるスワヤンブナート 別名モンキーテンプルに行って見ることにした。

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途中に見かけた洗濯屋さん

洗濯屋さんが洗濯物を天日干ししている。O君は光化学スモッグで殺菌されて良いとは言うのだが、安いので下着などをホテルの近くの洗濯屋さんにクリーニングに出した。1キロ50Rs(約50円ほど)である。たまたま受け取る日が雷雨があり停電にもなったようであるが、受け取りに行くと洗濯屋の若いお母さんが今日は停電になったため まだ渡せないと申し訳なさそうに言う。次の指定された時間に行くと又駄目でその都度何とか言い訳を言う。翌日4度目でようやく受け取ったが、我々は雨で濡れてしまったからではないかと勘ぐったのだが、その時の若いお母さんの すがるような眼差しが忘れられない。
途中で見かけたニワトリ

ネパールではウシ、サル、イヌのほかにこのニワトリも良く見かける。ネコは滅多に見かけなかった。
スワヤンブナート上り口に到着

スワヤンブナートはカトマンズの西約3キロほど離れた丘の上にある。
スワヤンブナート参道

ここから約400段程の階段を上っていくことになるが、日本ではこんな長い階段を上がるような参道はないと思ったら 四国の金比羅宮は785段あるそうだ。
モンキー

スワヤンブナートは別名モンキーテンプルと言われるほどサルが多い。上る途中にもよくサルを見かけた。
サルがよじ登っているのかと思ったら子供であった
後半結構急な上りになってくる

エベレスト街道を思い出し登る。
ようやく頂上

日本で言えばこれは男坂か、別な参道もあった。
頂上に建つ仏塔

目と目の間に第3の目を持つ仏陀の知恵の目が四面(ハミルカ)に描かれており、仏塔の土台の周囲にはマニ車が並んでおり参拝者はマニ者を時計回りに回しお参りする。
尚 死んだように横たわっている犬は死んでいるのではなく寝ているのである。ネパールでは良く見かける。
  お供え物を横取りするサル

サルも信仰の対象とされているので旅行者の荷物を奪うなどしても駆除対策は取られていないそうだ。
お土産さんのネワール風の建物の青い窓と売り物のお面
スァヤンブナートの仏塔(ストーパ、チョルテン)を望む

ナムチェバザールのチョルテンを思い出す。この丘は昔カトマンズ盆地が湖だった時は島だったと言われている。確かにエベレストの頂上付近の石灰岩で出来ているイエローバンドも元は海であったそうだから、ここが湖だったとしても驚くに当たらない。
  お祈りする人

マニ車を回して仏塔を一周し お供え物やロウソクを捧げてお祈りする人が大勢いた。自分もロウソクを買おうと小銭を探してたが10Rs札がなかなか見つからなかったら 札束の中から100Rs(100円ほど)をローソク売りの女の人がひょいと引き抜き一番大きなロウソクを買うことになってしまった。
毛づくろいをしているスワヤンブートのサルの親子

孫悟空?

ネパールのサルはニホンザルとはちょっと違い孫悟空に似ていると思う。
カトマンズ市内に入った帰り道のスナップ
日本食店でのエベレストビール

カトマンズにいる間はいつも日本食を探していたような気がする。若い頃は海外でもラーメン以外は日本食を食べたいとは思わなかったのだけど 歳かな。
カトマンズ タメル地区

相変わらずバイクや車が狭い路地を走り回っている。信号がなかったり交通規制が徹底していないと、人間はかくも進化して危険を避ける能力が発達するのかなと思う。
電線工事

日本も電線は多いが、電力不足の割にはカトマンズは電線が多い(ベトナムほどではないが)。
バイクのカップル

タメル地区で細い道をカップルのバイクが走り回っているのを良く見かける。、私見では彼女に自分の運転技術を見せつけ、スリルを味わせるためにデートで利用しているのではないかと思うのである。
車やバイクや人がミリ単位の隙間ですり抜ける、自分がタメル地区で車を運転したら発狂してしまいそうである。
ブッダ ガーデンホテルのダイニング

あの 切ない中国風音楽でもあり歌謡曲風にも聞こえる音楽 オン マ 二 パ ミ ホン の曲がいつも流れていた。一泊の予定が結局5日程お邪魔することになったが、一泊700Rs(700円ほど、食事別)で電気が不便なことと便座が壊れている以外はとても良かった。マネージャーがトモダチ(日本語はそれしか知らないようである)5年後に来たら電気がついてるよと言ってくれた(政府が水力発電を何基か建設中と言う)。随分気の長い話であるが 5年後にまた来てみようかな?
明日からはチトワンのジャングルサファリである。

To be continued

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