ネパール・ヒマラヤ写真紀行 1.カトマンズ ダルバール広場 Katomamndu Durbar square

 2014年3月14日成田よりマレーシア航空でクアラルンプール経由で14日深夜 無事カトマンズに着く。 ちょうどマレーシア航空機の行方不明がニュースになっており気を揉んだが、何とか到着。14日夜中に予約していたカトマンズ タメル地区のブッダガーデンホテルに到着。翌日ホテルに出入りしている旅行会社Mount Fuji を紹介され 明日のルクラ便とポーターガイドを二人手配してもらう。当初はルクラで手配する予定だったが料金もリーズナブルで安心できるので契約する。途中で二人別行動になる可能性があることや期間を延長することもある旨述べ了解を得る。契約した後 時間があるのでカトマンズ タメル地区の南にあるHanuman-dhokaのタルバール広場に出掛けることにした。

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タメルのMount Fujiに行く途中の交差点

タメル地区はカトマンズ随一の繁華街で旅行者用のホテルや飲食店、トレッキング用具のショップなどが軒を並べる最も賑やかな所である。
交差点に交通信号がないため道路の横断には注意を要する。信号をたまに見かけてもホコリをかぶり使われている様子もない。後になって分かったが電力事情によるためらしい。昨夜はホテルの電気が点いていたが昼間は一箇所以外は点かない(ただし高級ホテルは自前の電気設備をもっているようだ)。点かない信号も電力事情の影響を受けているようだ。
ノースフェイスとサル

電線をサルが器用に歩き回っている。自分は今回の旅行で外側は帽子からトレッキングパンツまで純正ノースフェイスで固め内はヒートテックのユニクロマンという出で立ちであったが、カトマンズでは殆んどの人がノースフェイスを着ているのには驚く。タメル地区には何十件もトッレッキング用品を売っている店があるが、殆んどノースフェイスのロゴが付いている商品をおいている。ある店の人はカトマンズでは本物のノースフェイスは売っていないと豪語したらしいが、この店は本物のノースフェイスのようだ。ちなみに偽ノースフェイスはロゴは同じだが、説明文にはThe Norht Face (本当はThe North Faceが正しい)と書かれている。品物の実用性は十分あるのだが。
横断歩道橋よりタメル地区を望む

我々もトレッキング用品店でダウンジャケットなど買う。ブランドの正否を気にしなければ日本よりかなり安く良い物が手に入る。
タメル地区の商店街

かなり凝った意匠の窓がある古い建物が点在している。
ホーリー祭の行事?

明日3月16日はホーリー満月祭であるためなのか仏塔がある所では宗教的な儀式をしているのを良く見かけた。 
金物屋さん

昔は立派な建物であったと思うが、今は店になっている建物が多くあった。結構な歴史建造物だと思うのだが。
道の掃除をする人

この旅に来る前は東京と違って花粉症もなく良いねと言われたが、どっこいカトマンズは光化学スモッグで、ヒマラヤは土埃で喉がヒリヒリしてマスクは必需品となった。カトマンズの人もマスクをしている人が多く、道のごみ掃除や水撒きをしているのを良く見かけた。
カトマンズ ダルバール広場

正式にはHanuman-dhoka Durbar Square と言い世界遺産でもある。主に17世紀に建てられた建造物がありネパール国王のもと住居地区である。
Kal Bhairav

このBhairavはシバ神の由来となる破壊神を現していると思われ 最も有名なBhairavである。昔このシバ神前で罪を白状させることが行われたと言う。日本の閻魔大王の俗説に通ずるような話である。
ヒンドゥー教は日本に馴染がないように思われるが、日本の七福神などにその影響が見受けられる。
後方にTaleju寺院が見える。
ハト ハト ハト

Jagannath Temple。なぜかこの寺院の辺りにはハトが多い。浅草寺のハトもビックリするような 大変な数のハトである。これが何かの拍子に一斉に飛び立つのは壮観である。
子牛

この子牛を撮っていたら観光客が集まって来た。ヒンドゥー教では牛はシバの乗り物なので大切にされているので寺院では良く見かける。
ようやくタッチ

この子は何度も子牛に触ろうとしていたが、意を決してようやく触ることが出来た。観光客から拍手。
赤の広場?

何やら赤い粉が道路に飛び散っているので行ってみる。
ホーリー祭

原因はこの子らが赤い粉(赤い花から作ったものか?)を掛け合っているのであった。自分もほっぺを出すとホーリー、ホーリーと言い顔中塗ったくられた。慌ててマスクで顔を隠すがとても酷いことになっているようだ。歩いている人がこちらを見てニヤニヤするので分かった。O君は顔より赤い粉を被った僕のカメラの方を心配していた。
同情してくれる人

このご婦人は真っ赤に塗ったくられた顔を見て同情して写真を快く撮らせてくれた。子供以外は顔の一部にだけ赤い粉を付けている人が多いようである。
帰りレストランに入り赤い粉を水で洗うと意外と簡単に落ちた。
Nasal Chowk

Chowkとはスクエアーのことで白い建物に囲まれた広場で赤い服の人が写真を撮っていたのでパチリ。
ネパール旧王宮

ネパールの王宮にはこういった建物で周りを囲ったものを良く見かける。
Basantapur Durbar

階上に上がりNasal Chowkを望む。
  ハヌマン像

ヒンドゥー教の猿の神の使いであるハヌマンモンキーがひざまずく像と言うのだが、赤い布が被らされているので猿とは分からなかった。右には王宮に入る黄金の入り口を守るライオンの像も見える。
カップル

地元の人にとってはこういった寺院はデートスポットでもあるようだ。I Love You などの落書きが至る所に書かれており、知ってか知らぬか分からぬが この寺院の柱には男女の交接の彫刻が散りばめられている。
ネパールでは世界遺産建造物などには外国観光旅行者には入場料が必要だが、自国の人には入場料は必要ないようだ。
ここにもカップル

いよいよ明日はルクラに飛ぶことになる。ちゃんと飛ぶだろうか?

To be continued.

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