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ペーパーレス


目次

  1. ペーパーレスをめざそう...
  2. 障害:紙の印刷(プリンタも)のほうが遥かに細密で見易いぞ...
  3. 障害:首が疲れるんだよ...
  4. 障害:1画面にWordの1ページを表示するのも一苦労...
  5. 障害:一覧性に劣る...
  6. 障害:大勢で見るとき苦労する...
  7. 障害:下書きできん。本音も書けん。...
  8. 障害:大勢でいじるとき苦労する...
  9. 障害:ハードが高価...
  10. 障害:重い...
  11. 障害:(処理が)重い...
  12. 障害:字(など)しか書けない...
  13. 障害:結局マウスがうざい...
  14. 番外編:Microsoftの(現状での)答え...
  15. 番外編:SmartSkin...
  16. HTMLに改行を導入するくらいなら、Printerにロール紙を入れるほうがマシ...
  17. 社会的/道義的主張としてのペーパーレスにこだわる人...
  18. 誰?...
  19. 電子化されていても、スクロールレスである方が好ましいと思っている私...

ペーパーレスをめざそう

ペーパーレスに対して障害と(世間によって)見なされてるものの指摘、と、それへの反論(ぉ)を並べ立てよう… -戯

[[id:946]] 2002-08-08 04:05:01


障害:紙の印刷(プリンタも)のほうが遥かに細密で見易いぞ

紙なら3cm四方程度でも相当な量の(一望可能な)情報を描いておくことができるが、
計算機画面で3cm四方などといったらゴミ(猫の額)のようなものである。
たくさん並べれば(当然だが)意味があるが、それ自体では無に等しい。

反論:「今は」無理です(ぉ
が将来、しかるべきDPI(紙との比較を考えれば1000くらい以上か)と、
Passive発光(それは発光と言わぬぞ:正確な用語は識者に期待)とが実現すれば、
結構良い線いくのではないか?

つーわけで紙ディスプレイに期待。

[[id:947]] 2002-08-08 03:51:07


障害:首が疲れるんだよ

なんか肩凝ってこないか?

反論:通産省(古語)の勧告、守ってますか?(ぉ
つまり目と手とディスプレイの位置(高さとか)関係を、体に無理のないようにしていますか?

そういう意味では「大型の」ディスプレイは軒並み落第なんだよね。
大きさゆえに、目との適切な位置関係を保ちにくいから。

あと、みんなTVのアナロジーでパソコンの画面を「立てて」使っているようだが、
紙のアナロジーなら画面を「寝かせて」使うところだろうね。
で、どっちがより適切なんだろうか?
紙に字を書くときの動作は慣例的に(^^;机の上の寝かされた紙に対して行うことが多いと思うが、
もしかして「見るだけじゃなく自分から積極的に何かする」際には後者のほうが適切だったりはしないか?(論拠ゼロだが)

ここで面白いと思うのが(Desktop用)液晶ディスプレイ。本体が薄いので従来無理だった位置に置くのを試みることが出来る。
たとえば(掘り込み式じゃない普通の机の上ででも)寝かせることが出来る。
キーボードの真上に、ほぼ上を向けた液晶画面を持ってくると、なんだか「文机」という言葉を想起する雰囲気になる。
#ついでにこの体勢だと、背筋が伸びるぞ(^^;

[[id:948]] 2002-08-08 03:57:45


障害:1画面にWordの1ページを表示するのも一苦労

反論:DPIの問題を別とするならば、あれは「縦長」ディスプレイが普及してないのが痛い。
言うべきことはそれだけです(ぉ

察するに過半数の場合において「縦長」で作られるOfficeドキュメント(^^;なのに、
なぜか画面のほうは「横長」なのが一般的に売られている。
これじゃ「無駄に大きい」ディスプレイを無理矢理買わされようとしているかのようである。
十分大きい画面の「左右を大量に余して」縦長ドキュメントを表示するサマは、もう勿体無いお化けとしか言いようがない。

とりあえず卑近な解決(?)策として、横長ドキュメントを作ることを薦めておこう。
横紙が横書きに似合わないと感じられるならば、和式ゆかしく縦書きすればいいのだ(ぉぉぉ

あるいは、2頁見開き編集をサポートしたOfficeソフトに移行…(有名大企業製の奴がサポートしてるかどうかは知りません。)

MS Officeについては、FloatingToolBarの類がデフォルトでは"上"に出現するが、これを出来るだけ"横(左右)"に寄せてしまう、という手が。

[[id:949]] 2002-08-24 22:00:41


障害:一覧性に劣る

木を見ようとすれば森が見えず、森を見よとすれば木が全然小さくて見えない。
人間が情報を見ようとするときは、この「木と森」の視点を瞬時にせわしくチェンジしつつ見る
ということが多いのに、計算機画面だとそれにとことん難渋する。やってられん。紙よこせ。

反論(?):
障害:1画面にWordの1ページを表示するのも一苦労 (#4)とも通じるけど、半分はDPIの問題っすね。紙に匹敵するDPIを実現したり、
あと輝度とかが目に優しいようになれば、「紙と同じくらい」見やすい画面になるはず。

あと半分は表示プログラムのデザインのヒューメイン(^^;度の問題。
つまり視点の広さのチェンジに対応しやすいようにUIを構成する必要が有るのだが、
その辺の作りが秀逸なソフトが、残念ながらまだまだ少ない、ということかと。

----
痛いのはやっぱりマウスなんだと思う。
というのは、あれって6自由度(3次元のものを操作するのにそれくらいの自由度は必要らしいよね:
紙の話をするときは2次元で十分だという説もあるが、3次元を考えておいたほうが最終的ストレスが減らせると思うので…)
のうち、2自由度しか使えないんだもん。
上下と左右の水平移動だけ。前後の移動も出来ないし、回転は3軸とも出来ない。

その2つを「切り替えて」使うことで6自由度を曲りなりに得るという構成のソフトも多いけど、
切り替えによって1つの動作が複数の方向の意味を持たされるというModalさが、痛い。

もっと自由度の高いInputDeviceが欲しい。
そうすれば、たとえば前後の移動を視点の広さ(Zoom/Wide)に割り当てるとかの、自然なUIが構築できるだろうに。
つまり、紙の上の2次元自由度だけじゃなく、その紙と人との距離(だよね?)という第3の次元も、
(Deviceの「余った」自由度のところに) 自然にマッピングできるようになるはずだ、と。

見ている対象物(虚像かもだが)と、その像が表示されてる面と、の両方が
あたかも手で触ってるかのような十分な数の自由度で操作できるようになっていることが
ストレスを軽減するんじゃないかと思う。

[[id:966]] 2002-08-18 11:14:52


障害:大勢で見るとき苦労する

紙ならさ、こうブワっと風呂敷よろしく広げて皆で取り付いて見るとか、
人数分プリントしちゃって配布するとか、出来るじゃん。

なに?ディスプレイ?駄目駄目。
赤鉛筆も入れられんだろ。

-----
反論:

風呂敷については、「テーブル型のディスプレイ」ってのが既に有ります。
あれなら大勢がそのテーブルを囲んで同時に見ることが出来る。
SONYとかYAMAHAとかがやっていたような記憶が。

赤については、赤を書き足せるデータフォーマットが(アプリやOS(!)によって)サポートされりゃいいのだよね。
あるファイルに、「自分なりの」赤レイヤをオーバーレイできるようになればいい。
自分なりってのは、自分の赤レイヤと隣の人の赤レイヤとが、別々に出来るべし、という意味です。
(1つの)データに、別の(同時に複数の)データを「かぶせて」見ることが出来るようにする、と。
データに1枚きりの赤レイヤをかぶせるという静的なモデルではなく、セロハンのように交換可能なものをかぶせるっていうか、
1つのファイルを「各自が自分のメガネ(セロハンつき)」で見るというか。
#もしかすると、差分データというものを一般化したシステムを適用できればいいのかも知れないが。
まぁオプション機能(?)としてレイヤ自体もファイルみたいに他人とやりとりできるほうが幸せだろうが。

[[id:950]] 2002-08-08 04:13:16


障害:下書きできん。本音も書けん。


ワードで書いたドキュメント様を、「自分で勝手に」いじれんだろ?
ワードで書いてるのはあくまで建前だ。客向けの小奇麗な文章(と絵)だ。
客に出す前にまだ固まってない段階のアイデアについてメモを書いたり、
客に出すわけにゃいかない内輪の話を書き留めといたり、
ということが出来ない。
紙なら隅っこに走り書きしておけばバッチリだ。


反論:
これらは、障害:大勢で見るとき苦労する (#6)で書いた赤レイヤの仕掛けや、バージョン管理システム
などによって解決できる/すべき問題であるはず。

てゆーか、下書きについては、そもそもあなた(?)の使い方が悪いです(^^;。
清書と別に下書きのファイルも作成すればいいんです。
そのファイルの上で推敲すればいい。成果を清書ファイルにCopy/Pasteすればいい。

で、清書と下書きを統合したいという新たな要求が生じたとき、
「1つのファイル」という概念を、より便利な方向へ拡張するために、
赤レイヤ(1つのファイルを複数の単位の「重ね合わせ」だと捉える)や
バージョン管理(1つのファイルの変更(や分派)の履歴を後からも全部把握できるようにしておく)
といった仕掛けを使うと、便利になるわけです。

#これが発展すると、CVSリポジトリなどの概念に繋がっていく。

[[id:992]] 2002-08-16 19:07:53


障害:大勢でいじるとき苦労する

紙なら皆で一斉に寄せ書きを書けるぞ。計算機なら一人づつじゃん。

反論:
CVSってのはさておき、本当に「同時」にいじって&結果が即時に全員が見えるようにするには、
なんといってもマウスが1つってのが寒いね。
やっぱり100個くらい同時に接続して同時にOperate可能でなくちゃね。
OSがしょぼいとこーゆーのをサポートできなかったりするらしい(ぉ)が。

とりあえず、複数のマウスポインタを各自が持って、Widgetを「キャッチボール」する、ってのは
当然のように出来るようになって欲しい。
#野球盤だかサッカー盤だかの境地になっちゃうような気もするが…

あ。別にマウスだけそうしろというのではなく、マウス以外の多くのものについてもそれは言えるはず。

Unixあたりは複数ゆーざーの同時ログインが自慢(ぉ)らしいが、
それは実はModel(事実上Filesystem)においてのみサポートされていて、
View/Controllerは複数の完全独立した(よって単に複数マシンを立ち上げてるのとなんら違わない)
環境を提供してるだけ。
1つのView/Control環境「に」複数の人がログインできるようになるべき。
----
Squeakに標準でついてくるコラボレーションツールを使うと、ひとつのデスクトップ(勿論Squeakの)に複数のユーザーが同時にログインできるらしいっすよ。なんでもマウスカーソルに名札がついているとか。--SHIMADA

http://sumim.no-ip.com:8080/collab/20
abee さんによるクイックインストラクションです。--sumim

[[id:951]] 2002-08-08 11:27:21


障害:ハードが高価

紙なら汚れてたり破れても構わないがディスプレイはだめ。

反論:
やっぱり、ウエアラブルなのでしょうか。
-ウォッシャブルなウエアラブル物が開発されてる。http://www.zdnet.co.jp/news/0207/19/nj00_infineon_mp3.html など。

反論:
紙だって汚れたらどうせ読めませんがな(^^;

余談:
壁に投影ってのは反則か?
高輝度の白色LEDと透過液晶を使って、USB直結型の小型プロジェクタを作るってのは、無理だろか?(電源はUSBのみってことで)

反論:
即死と3年殺しの違いみたいなものかと。紙資源という問題もあるので、Erasable/ReWritableな媒体は強く求められる。
そういう意味では、真犯人は紙ではなくErasableでないインクだ、とも言えますけど。
あと消しゴムに強い紙だとイイなとか。
-余談:プリンタヘッドの位置にヘッドじゃなく消しゴムをつけるってのはどうよ?
-それ以前の問題として、鉛筆芯のようなカーボンで印字する奴って、有るといいな。消しゴムで消せるプリンタ。
--しかも鉛筆は擦りさえしなければ色褪せしないというメリットも。

[[id:952]] 2002-08-09 15:24:24


障害:重い

首ならぬ腕が疲れるんだよね、持ち歩くと。
なにがモバイルPCだ。1kgも有るなんて!

反論:
これも、ちょうど折り良く(?)研究開発されてる、紙ディスプレイの類に期待しましょう。
それらは現行の表示機械よりたぶん軽いですし、
それらはなぜか(^^;「無電源でも表示を維持する」性質のものが多いそうなので、
計算機部分を切り離すという使い方が出来る(ような商品になる)ことが期待できるかも。

あと重大な問題。
紙は、数が少ないうちは快適ですが、多くなるとこれがまた重いんだな。
1kg以上あるような紙の束(あるいはその集約である本(!)の束)を抱えて
ヒーヒー言った体験は、いまどきの文明人なら誰もが持っているはず。

----
つまり、
-少量の情報は、Erasableな紙/インク(鉛筆?)を使って紙そのものを再利用するようにしない限り、紙じゃ駄目
-大量の情報は、紙はお呼びじゃない

[[id:965]] 2002-08-09 15:32:55


障害:(処理が)重い

http://www.post1.com/home/hiyori13/asciipc/kimochi13.html
とかに言われるまでもなく、計算機では、情報をちょいと表示するのにも所謂「処理の重さ」の問題が絡んでくる。
レスポンスが法外に遅くてやってられなくなることが、非常に頻繁に生じる。
所謂「大きいデータ」では特にそうなる。辛い。

反論:
m(__)m

[[id:1278]] 2002-09-23 01:27:21


障害:字(など)しか書けない

PCの母でございます。このたびはうちのPCが大変ご迷惑をおかけしておりますようで… (ぉ

ご存知のとおりPCは、字しか書けません。一応絵も描けることになっておりますが、
紙に鉛筆で描くのに比べて、あまりにも作業が煩雑すぎます。手が疲れるばかりで一向に作業が捗りません。

絵もそうですが、酷いのは図ですね。
PCは生意気にも「紙より俺のほうがVectorな図を描くのは便利だ」と吹聴しておりますが、
実際には、VectorなObjectを掴むだのなんだのの操作が結構まどろっこしかったり
「掴みにくかったり」するので、よく言ってもトントン、悪くいえば退化、しかしておりません。

反論:
…(^^;
ハードもソフトも、新たなヒューメインなインタフェースを考案しないと不味い時期だと思います。

Objectを掴むとかするとき、今主流であるマウスというハードは、結構やばいと思います。
狙い定めるのが難しいんですよね、あれ。
慣れれば精度は上がりますが、慣れても体とかへのストレスは残るわけで。

[[id:993]] 2002-08-16 19:16:08


障害:結局マウスがうざい

いらいらいらいらいらいら…

反論:
…の余地もございません(ぉ

-アナログで6方向の移動/回転自由度も欲しい
-腕がせっかく2つあるのだから、その自由度でもって計算機上のObjectを操作したい
-指もせっかく10本(以下同文)

…というニーズ(?)が有るはずなのに、今主流の計算機でそれらを一手に引き受ける事になってるマウス(キーボードは勘定に入れないとして)ときたら、

-1つからせいぜい数個の2値ボタン
-2方向(同時操作は可能だが)の移動自由度

しか受け付けない。人間の自然な自由度を、マウスは大幅にフィルタリングしてしまうことになる。
紙では出来た「紙を回す」「裏返す」「2枚重ねる」「折る」などの自由度が、軒並み失われているわけだ。
-Squeakでは任意のObjectを「回して」表示できるらしいけど(^^;

こういうのを日本では古来、「葦の髄から天井覗く」「二階から目薬」と呼んで笑っておりました(ぉ

----
マウスを即刻捨てるべきかどうかはさておき、必要なのは、マウス(と論理等価なもの)以外のInputDeviceをも
さくっと繋いで使えるようになるための、インフラ(OSとか?)側の受け入れ態勢だと思う。
Deviceそのものは頑張って良いものを開発するっきゃないし、接続のハード部分はUSBなりなんなりで良い。
問題はハードとソフトの界面かと。

----
SqueakのHaloは、そんな困ったマウスと、困らずに済むソフトの世界とを、なんとか繋ごうという苦肉の策っすかね。

[[id:1000]] 2002-08-18 11:30:52


番外編:Microsoftの(現状での)答え

http://www.zdnet.co.jp/news/0209/05/cead_tablet.html

これは、PC中毒というより「キーボード(&マウスもか?)中毒」。
PCの可能性をキーボードとマウスの範囲内でしか見てない人。

キーボードそのものの代替としてペンが良いとはとても言えないが、
キーボード(やマウス)じゃ不得手であるゆえに今までPC上で敬遠されてたような作業をやる道具として、
ペンは有望なのではなかろうか?

というか、そうに決まってる。

ペンを「古い」デバイスだと見なすことには、たぶん意味は無い。
そういう口のききかたは、ペンを(ついでにキーボードも?)乗り越えるような画期的なデバイスを
発明するまでは、控えたほうが良いだろう。それほど我々の仕事はまだ沢山残っている。
今の我々は、ペンという大先輩を、乗り越えずに迂回してしまっただけという状態だ。

しょせんキーボードは、タッチ圧力センス機能も無いボタンが100個並んだだけのものだ。
しょせんマウスは、数個のボタンと二軸移動しかセンスしない機械だ。
他のInputDeviceは、まだまだまだまだ考える余地があるはず。

-もちろんペンにも欠点は沢山ある。我々はその利点と欠点を参考にしても、バチや特許侵害には当たらないだろう(苦笑)。

[[id:1161]] 2002-09-10 16:05:48


番外編:SmartSkin

Sony CSL SmartSkin
http://www.csl.sony.co.jp/person/rekimoto/smartskin/

----
なんというか、一連のを見ていると、「敵はマウス」だという気が益々してくるんですけど…
あれが本当に世界を狭めてしまったような気がする。

せめて、欧州なら左右の手で1つづつ(フォークとナイフ?)、アジアなら片手で2つ(箸?)、
という最低2つの点をポイントするデバイスが出てきてくれていたら、
まだ良かったのだがなあ。

1点型で上手くいく道具なんて、人類史上、筆/ペンと、剣/槍だけじゃないのかな?(^^;
----
いや、それを言うなら敵は“ワンボタン”マウス、ひいては Steve Jobs の「3は駄目、1なら良い」という短絡発想でしょう。Smalltalk-80 の3ボタンマウス GUI を減らす方向ではなく、きちんと整備(たとえば、黄ボタンメニュー、青ボタンメニューといったメニュー操作に限らせず、そのフォーカスにふさわしい可視化オブジェクトの直接操作も可能に…など)して、さらに、n ボタンに拡張できさえすれば、今の“マウス”の制約的な印象は一変して、画面内で表現された“世界”を文字通り自在に制御することも可能でしたでしょうに…。赤ボタン、黄ボタン、青ボタン--sumim

----
いや、マルチボタンの必要性とは別に、マルチポインタの必要性も有る、と思います。
同時に1点しか指せないなんて辛すぎます。マルチボタンで「いかに」指すかのバリエーションを
増やせるのは良い事ですが、それはマルチポインタで得られる「どこ(とどこと…)を」指すかの
バリエーションとは、あくまで別物。

上記SmartSkin頁にある動画の、ベジェ曲線をEditしてる奴、ごらんになりました?
ベジェ曲線は正直いって、シングルポインタでEditするときに凄いイライラを感じる典型例なんですが、
あれをマルチポインタにしたとたん、もうスイスイです。
これは1つのマウスにボタンを如何に乗せよ(役割を割り振ろ)うが、得られないUsabilityだと思います。

それこそ、複数のObjectをとっかえひっかえ触りたいときに、いちいち1つのポインタを
あっちやこっちに移動させまくるのは、非効率的かつ非直感的であるわけです。
----
おっしゃりたいことは分かります。私は単純に「敵はマウス」を受けて、「憎むべきは、マウスというデバイス(や、その現状の姿)ではなくて、それを進化(結果的には退化)せしめた方向性や、そのポテンシャルを引き出しうるフィードバックをかけられなかった GUI デザイン、ひいてはそれを良しとして等閑にした利用者としての我々…だったのでは?」ということを言いたかったのです。最後のは Mac マンセーだった自分を戒めているので、一般化するのはどうかと思いますが。--sumim

----
いや、マウスを貶めた何かを憎むべきだとは認めますが、一方でマウス自体にも責はあるのではないか?ということです。
なにも、憎む対象を1つに限定する必要は、ないですよね。

あと、マルチポインタの件について言えば、マウス「を接続するPort」が1つしか装備されていない計算機を
憎むべきかも知れませんね(^^;。 (昔のMSXには2つ有ったのになあ…)
もっともこれは、(仰るように…?)1マウスしかサポートしてないOSやGUI体系を憎むべきってのと同じ話ではあるんですが。

Macとの比較については、あまり興味はありません。ワンボタンであることのストレスより
ワンポインタであることのストレスのほうが、厳しいものを感じているので。

----
USB マウスを山程つなげてポインタたくさんっていうのは現状の
Windows でもできたんじゃなかったでしたっけ?

何かのフェアでそういう出もやってたって話をみたことがあるはずだ,私.
- これ→ http://www.page.sannet.ne.jp/mthirata/diary/y1998/m10/nk981001.htm でしょうか?--sumim

-標準APIの範囲でしょうか?たしかAPIでは「どのマウスかを識別する」仕組みは無かったはず。

[[id:1188]] 2002-09-18 23:21:46


HTMLに改行を導入するくらいなら、Printerにロール紙を入れるほうがマシ

…と思わないでもないです(^^; > PageDescriptionLanguageとしてのHTML(ひとりごと)

というか、PostScriptにnewpageというOperatorが有ることすら、一種不愉快だったりする(^^;。

紙に思考(とその結果たる需要)自体が縛られているのでは、ペーパーレスはどうしても遠くなるだろうな…

ペーパーレスの野望が達成される暁の話は別としても、
ロール紙って愉快だという罠。
会社の人々がみんな、会議したりするときに巻物(藁)を広げていたりしたら、さぞユーモラスではなかろうか?と。

[[id:1327]] 2002-09-30 15:07:45


社会的/道義的主張としてのペーパーレスにこだわる人

だったんですね。>G*さん

仕事上紙に印刷せざるを得ないのでここはひとつ簡便して下さい。> 『一種不愉快だったり』

- 文言を改めました。--SHIMADA

----
社会とか道義とかイデオロギーとかいうのはよく判りません。
ゴキブリを嫌いだというのを社会とか道義とかとは言わないと思いますが、それと同じ。

そして、その好みに過ぎないものが、たまたま他人(=社会)にも有益かも知れない。
個人的好みと社会性との間には本質的には壁は無くて、たまたま第三者の評価によって分かれるだけだ、と思います。

つまり、「こっちのほうがおいしいのにな」あるいは「そっちのほうがまずいのにな」に過ぎない。

[[id:1328]] 2002-10-01 04:39:40


誰?

社会的/道義的主張としてのペーパーレスにこだわる人(#17)

- すみません。#1327 を書き込んだのが戯さんかと思ったのですが人違いだったでしょうか? --SHIMADA

[[id:1330]] 2002-09-30 18:33:52


電子化されていても、スクロールレスである方が好ましいと思っている私

は少数派かな。

ちょっと前に、あるMLで改行すべきかどうか揉めていたんですが、そこでも
「単語が途中で切れてしまうので検索できない」
みたいな意見がおおくて、
「助詞か句読点で改行したほうが読みやすくない?」
という意見が聞かれなかったし。

案外、人それぞれなんですよね。

[[id:1332]] 2002-09-30 22:24:12


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