Bali vol.3 -滞在編-
バリに着いたら、ひたすらのんびり。なぁーんにもしなかった。まぁこれを予想してホテルライフが満喫できるようなホテルにしたんだけれどね。今回7日間もお世話になったのはサヌールにあるTamukami Hotel。どこへ行くにも便利な場所にあって、海にも近くてプールがあって、そんなに大きくなくアットホームな感じのホテル、と予想して行ったらばまさにその通りでした。またサヌールに泊まることがあったらきっとタムカミに泊まりますね。
せっかく日頃の疲れを取りに来てるんだから、ゆっくり朝寝坊を楽しみたいところだけど、そうはいきません。7時前には息子が「たぁーー!」という掛け声とともにお目覚め。まだやっとホテルの人がプールの周りを掃き始めたところだよ。もうちょっと寝たいのだけど・・息子はすっかりお遊びモード。仕方なく起きて顔を洗う。海まで朝の散歩に行ったりもしたっけね。

ホテルで朝ごはんを食べて、お洗濯。3人分ですから洗濯物は溜めない方がよろしかろうと毎日やりました。ランドリーにでも出そうかとも思ったんですが、どうせ息子の服は自分で洗うんだから手間はおんなじだと思って自分でごしごし。脱水はダンナにやってもらいました。
いつもの定位置に洗濯物をずらりと干してから、プールで遊んだりお散歩に行ったり。そういえばお隣の部屋のフランス人一家もお洗濯してたな。「だれがどのパンツか当てようか」なんてダンナが言ってたけど、きっちり4枚パンツが干してありました。
お昼と夜はだいたいレストランにて。海沿いにもホテルの周りにも食べるところはたくさんあって、毎日どこで食べるか選ぶの大変でした。どこで食べてもとてもおいしかったんですが。ただやっぱり食事の時間も息子がバギーに座ったままでいるのがいやで、どちらかが大慌てで食べて片方があやしている間にもう一人がかっこむ、という感じでした。まぁこれは日本でも同じなんですが。落ち着いてゆったりレストランでお食事できるのなんて何年後かしら・・(遠い目)「ウェルカムドリンク」と言って小さいグラスに一口分甘いカクテルをサービスしてくれるお店があったのだけど、「For baby」と言ってオレンジジュースを持ってきてくれたのは、ちょっとうれしかったなぁ。ホテルの目の前に日本食のお弁当屋さんがあって、30000ルピーでナシゴレンが食べれるのでランチによく買ってきました。日本食は全く食べませんでしたが・・
運良く息子が寝てくれたときはゆっくりディナー。
だけど変な時間に寝ちゃったためにこの後ずぅーっとぐずぐずだった・・・。
具沢山シーフードピザ。二人で1つでお腹いっぱい!
隣のオージーさんは一人一枚だったけど。
今回は移動手段にバギーとスリングを持って行ったんですが両方ともよく使いました。バギーは日本で普段使っているものをそのまま。サヌールの街は歩道もまぁまぁ整備されているのでバギーでもてくてくお散歩できました。ベモにはバギーに息子を乗せたまんま乗っちゃったしね。レストランも子供用の椅子がないところも多かったので、バギーに乗せたままご飯を食べさせました。
あと、この旅で息子はバギー押しウォーキングが大好きになったのでかなりバギーは活躍しましたね。持って行ってよかった。スリングもちょっとしたお散歩とか、空港でバギーを預けてから息子が寝ちゃったときにとかこちらも活躍してくれました。ダンナがようやくバギーのたたみ方を習得してくれました。スリングのつけ方はいつまでたっても覚えられないんだけどね。
ダンナ、時計をお買い上げ。防水のはずなのに、プールに入れたら一瞬で液晶に水が入っちゃって、お亡くなりになりました・・。
バッタもんのクロックスを買って、笑顔を振りまきつつ歩く。みんなが「ワォ!がんばれー!」って言ってくれる。
何で後ろ向きに引っ張ってるかって?日差しが当たるからだそうです。
唯一の遠出が、どうしても行きたかったウブド。車をチャーターして行きました。すごくよかった。ゆっくり見たいお店がいっぱいあったし、田園風景がとても美しかった。「次はウブドに泊まりたいね」ってダンナも言っていました。私も是非そうしたいです。
インドネシアはバドミントンがとても盛んなんですが、学生時代にバドミントンをやっていたダンナが往年のインドネシアの名選手の名前を挙げるたびにドライバーさんとガイドさんはうれしそうに「オー○○!!ソウネー!」と言っては3人で盛り上がっていました。意外な知識がこんなところで生かされてる・・。
棚田を見ながらポテトを食べる。息子が虎視眈々と狙っておりました。 モンキーフォレストにも連れて行ってもらった。
マーケットがあったので入ってみたけど、時間切れで入り口のみ。残念。
沖縄で車の屋根にサーフパンツを乗せたまま発車させてしまいどこか遠くへ飛ばしてしまったダンナが新しいサーフパンツを買いたいというのでクタへも行きました。夕日も見たいから夕方に行ったのだけど残念ながら曇り。マニキュアおばちゃんのしつこさに辟易し、早々に海辺を退散。サヌールよりずっとずっと下品だ。観光客もバリ人も。まぁ夜ご飯を食べて帰ろうかとレストランに入ったけれどこれもハズレ。店員のカンが悪すぎる。もっとチャキっと働きなさいよ!サヌールでは気持ちいい接客のお店ばっかりだったのでこれも残念だったなぁ。
すっかりクタに疲れてサーフパンツを買うのを諦め、帰りのタクシーを捕まえる。「タムカミホテル?オーダイジョブー!」と、ちょっとあやしげなドライバーだけどまぁいいか。ダンナはまたバドミントン選手の名前で盛り上がる。ドライバーは「明日一緒にやろう!ラケット2本持ってるぞ!シューズ?何インチだ??ホテルに迎えに行くぞ!」とかなりノリノリだ。
しかしサヌールが近くなってくると、息子がぐずぐずし始めた。ドライバーもホテルの場所が正確にはわからないらしい。「チョトマテー○○(息子の名前)チョトマテネー!」「トモダチ〜トコダカラ〜♪」と意味がわからない歌を歌いながらホテルを探す。息子は歌にちょっとびっくりして静かになるけれど、またぐずぐず。「チョトマテーチョトマテネー!オーココ?マダ?」「タムカミ〜タムカミ〜♪」ってさっきの歌がタムカミホテルの歌になっちゃってるよ!ようやくホテルが見つかった。なんかあやしげなドライバーかと思ったけどけっこういい人だったね。歌を歌ってくれたし。この後しばらく「トモダチ〜トコダカラ〜♪」「タムカミ〜タムカミ〜♪」の歌が頭をぐるぐる回ってしまったことはいうまでもありません・・・。
前にバリに来たのは10年前。2月だったんだけどギラギラとした夕日がきれいだったなぁ。ミチュアミおばちゃんに目の前に座られて「ちょ、ちょっとどいてよ!見えないよ!」なんて言いながら見たっけねぇ。

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