井田山便り(17)2001年9月24日(月)10:00-11:30 快晴
セミの鳴き声は、ツクツクボウシだけになったようです。 その代わり、リーン、リーンと、秋の虫の鳴き声がにぎやかです。 その後の阿久澤充さんの情報によると、9月26日(水)が 最後の鳴き声のようです。 池では、赤とんぼがオスとメスで連なって、盛んに水面・藻に産卵しています。 水底では、1cmぐらいのヤゴが、スーっと泳いでいる様子も。 アゲハが、池の斜面のところで、吸水しています。 蝶は、その他、ツバメシジミ、ヤマトシジミ、チャバネセセリ。 池の中には、丸い白い花のオモダカ、青い花のコナギ。 お昼近くになると、お弁当を広げる家族もいます。 また、カップル?らしきの姿も池の方に歩いていきます。 ツユクサや池近くのハキダメギク、トキワハゼは定番。 曼珠沙華は最後の一輪の模様。 ヤブランの姿は見えなくなりました。街中の庭先や鉢植えでは、 まだ見ることができますので、井田山では早めの店じまいでしょうか。 樹木では、クサギやゴンズイが、目立ってきました。 どちらも、ガクというのか果皮が赤く、黒い種子が見られるようになります。 上の池近くの柵の畑側の、ネズミモチの実も目立ってきました。 まだ青いですが、段々、黒くなっていきます。ネズミの糞みたいです。 カラスウリの実はまだ青い。 もう一つ、長っぽいの実はキカラスウリでしょうか。こちらは色づいています。 タケニグサも実をつけています。 ということで、実を付けた植物が増えています。 もちろん、クリやドングリ類も。地面にもたくさん実を落としています。
ヤブマメ、ヌスビトハギ(写真)などの花も出現です。
アキノノゲシ、ヨメナなども。 ホトトギス?(ヤマ?ヤマジ?)は最後の姿。 蝶の草原の斜面の方では、キクイモがたくさん咲いていて見応えがあります。 ムクゲも、白い花と、ピンクが花で、姿を見せています。 以上、秋の気配を感じる井田山です。
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