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ま日記

─── 2002年02月 ───
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2002年2月1日 (金)

♪ 命名

娘の名前は「真佑子」にしました。(代筆:Cake)


2002年2月7日 (木)

♪ のこちゃん腱鞘炎のため

インターネットへの書き込みをしばらくお休みするとのことです。

日常の生活は普通にやってますので しばらく書き込みがありませんがご心配には及びません。

よろしく。(Cake)


2002年2月11日 (月)

♪ 近況

産後、およそ20日が過ぎた。のこちゃんの体調の方は、ほぼ順調に回復してい る。体重の方は、今後に期待。

女の子は育てやすいという話は迷信かと思っていたけれど、実際、まゆこは、上 の二人に比べて格段に手が掛からないような気がしている。適当に飲み、適当に 抱っこをせがみ、だいたい満足したら適当に寝てくれる。なんで泣いているのか さっぱり分からないというようなことは、まゆこの場合、まずない。何となくだ が、体も丈夫そうだ。

顔は、倫太郎が新生児のころによく似ている。髪がたくさん生えていて、デビュ ー当時の森昌子を思わせるようなところもそっくり。でも、目の感じとか、抱い たときの華奢な感じとかは、やっぱり、なんとも言えず女の子っぽい。美人にな りそうなので、パパは今から気をもんでいる様子。

まゆこの誕生を一番喜んでいるのは、案外、鹿児島のおじいちゃんかもしれない。 産院から退院してすぐ届いたお祝いの手紙に、おばあちゃんの代筆で

「おじいちゃんは、従業員の人たち50人に桜餅を配りました」

「お雛様を送りますので楽しみにしていて下さい」

などと書かれており、パパと二人でほほえんでしまった。お店が忙しいのに、3 月に入ったら、ふたりで顔も見に来てくれるらしい。ありがたいことだ。


2002年2月12日 (火)

♪ パンとケーキを焼いた

昼、久々にパン作り。 イーストが足らなかったので、代わりにふくらし粉を少し加える。焼き上がりや いかに。

ここのところよくおなかが空くので、チョコ・クルミなどを入れたココア味のパ ウンドケーキも作る。

卵を泡立てたり、こねあがった生地を切り分けて、ベンチタイムをとったりして いると、子どもたちがまとわりついてきて

「明日はゴマパン作って〜」 「それ、なめたーい」

などと大騒ぎ。


2002年2月15日 (金)

♪ 3人目

以前、

「3人目って、かわいいのよ。
 顔なんてどうでもいいの。ただかわいいだけ」

って言っている人がいた。

今私も、全世界の人に向かって、まったく同じように言いたいと思う。いやあ、 3人目に感じるかわいさって、ほんとに違うのだ。それまでと。

倫太郎や恵嗣郎を生んだときの方が、親としての喜びは強烈だったような気がす る。出産というできごと自体、イベント性の高いものだったから、消耗が激しい 分だけ興奮も激しかったように思う。

まゆこに感じる喜びは、おだやかな、しみじみとしたものだ。3度目の出産は、 体験としてマイルドだったし、上の子どもたちは、ふたりでよく遊んでてくれる し、私たち夫婦も、育児に戸惑うことが激減してきて、ただ、楽しいだけなのだ。

ま、体力的な限界は、しょっちゅう感じるんだけどね。

♪ 兄貴というより・・

倫太郎は、あんまりまゆこに触ろうとしない。でも、私やおばあちゃんが、まゆ こに沐浴をさせたり、おっぱいをあげたりしていると、「かわいいね・・・」と か「いいこいいこ」とか言いながら、満足そうにじいっと眺めている。

赤ちゃんに興味があるんだなあと思ったので、こないだ、ためしに倫太郎にまゆ こを抱かせてみた。そしたら、ほんの数秒だけ自分の膝の上に乗せるようにした のだけれど、落ち着かないのか、すぐに緊張したような面持ちで「もういいよ」 と返してきた。

かわいがりたいんだけど、どうしたらいいのか分からない。それで、顔はにこに こ、態度はそわそわ・・・。なんとなく、兄貴というより、病院に初孫を見に来 た新米じいちゃんみたいな雰囲気の倫太郎なのであった。


2002年2月17日 (日)

♪ 雪?

泣き出したまゆこの手があまりに冷たいので、

(そんなに寒かったかな?)

と思わず窓の外を見た。ついさっきまで陽が射していたのに、いつのまにか空は 曇っている。それも、今にも雪が降りだしそうな鉛色。ベランダのベビー布団を 急いでとりこむ。

(こんな天気じゃ、干しても意味がなかったなあ)

と嘆息したのだけれど、朝、一緒に出しておいた洗濯物が、みな、おおかた乾い ているのに気づいて

(あ、けっこう風があるんだな)

と思った。

明日は参観日だ。倫太郎の通う幼稚園では、月曜日に体育の授業があるのだけど 、明日は、20分くらい、父兄にその様子を見せてくれるのだという。出産して から、全然歩かない生活が続いているので、行って帰るだけで疲れ果てると思う のだけど、今のところ、私も参加する予定。倫太郎が喜ぶだろうから、というよ り、ママ友達と会って、ちょっと気分転換したい、というのが本当のところ。

なんてことを思っていたら、夕方になって、雨が降り出した。

やれやれ。
これはやっぱり、雪になるのかなあ。


2002年2月23日 (土)

♪ マリヤの賛歌

立て抱きで背中をとんとんしていたら、私の肩にくたっと頭をあずけたまま、ま ゆこが寝てしまった。その小さいほっぺに、そーっとこちらのほっぺをくっつけ てみる。は〜あったかい・・・シヤワセなひととき。

ふと、出産するちょっと前に見た、幻のようなもののことを思い出した。神様か らのものかどうか、定かではないけれど、私の心の中に大きな希望を与えてくれ た、あの幻のことを。

60歳くらいのまゆこが、教会の講壇から語っている。年老いたまゆこは、かな り痩せていて、体は不自由になっているようなのだけど、人を包みこむような温 かい雰囲気を持ち、たくさんの婦人の前で神様を証しする励ましの言葉を語って いるのだ。力に満ちて・・・。(もしかして、まゆこは牧師婦人なのかな?)そ の幻を見ながら、私はそんなふうに思った。

イエス様の成長を見ていたマリヤは、イエス様にまつわるすべてのエピソードを 、ひとつひとつ心に留めて思いめぐらせていた、というようなことが聖書には書 いてある。マリヤのその気持ちは、同じ母親である私にも、ちょっぴり分かる気 がする。わがやの子どもたちについても、神様はいろいろなことを計画して下さ っているようだ。「主によって語られたことは必ず実現すると信じ切った人は、 なんと幸いなことでしょう」とマリヤは言ったが、今、その言葉とともに、(あ なたにも、マリヤのような信仰がなければなりません)と語られる神様の声が聞 こえるような気がしている。


以上、7日分です。
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のこちゃん