倫太郎は、同じクラスの 西野瞳ちゃんという女の子に恋をしているらしい。 色白で小柄、髪はちょっと長く、目がぱっちりしていて 表情やしぐさが控えめな感じの女の子だ。 朝、幼稚園につくと、下駄箱のところまで彼女が出てきて、 「りんたろうくん、おはよう♪」 と手を振りながら出迎えてくれる。 帰るときも、ママの自転車の荷台から後ろを振り返って、 「りんたろうくん、ばいば〜い♪」 を手を振りながら挨拶してくれる。 倫太郎は、もじもじしたり、くねくねしたりしている。 ある日、帰宅しておやつを食べている倫太郎に さりげなく質問してみた。 「倫ちゃんは、西野瞳ちゃんの、どこが好きなの?」 すると、まじめな顔でこう答えた。 「うんとね、かおも、からだも、どこもかしこも♪」 まあ、大人の恋をしてるのね・・・
以前、結城さんのページか何かで 家の中を整理整頓する心がけとして、 「部屋を移動するときに、手近にあるものを片づけながら進むとよい」 というような記述があったように記憶している。 その時、(なるほど!)と思ったのだが、 最近、せっせと片づけながら移動していると いざたどり着いたときに、 「あれ、なにするんだったっけ・・・」 という感じで、たいてい、 本当の目的を忘れてしまっていることに気づいた。 時には、 最終的にどこの部屋に行くんだったかさえも忘れほうけてしまい、 途中で立ちどまって考えていることもある。 ちかごろ、さっきしようと思ったことを 本当にすぐ忘れてしまうようになった。 冷蔵庫の扉を開けたとたん、 「あれ、なんだったっけ・・・」 食器棚に手を伸ばしたとたん、 「ええと、なんだったっけ・・・」 と、そればっかり。 今からこんなんで、どうしたもんだか。
以上、1日分です。
[最新版]
[一覧]
[戻る]
このページはTsDiarySystemを用いて生成されています。