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ま日記

─── 2001年04月上旬 ───
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2001年4月4日 (水)

♪ 恵嗣郎語録

(ママのシャツのハート模様を指差しながら)

「あ、ばぶ。だーーいしゅ」
(あ、「ラブ」だ。
 恵嗣郎くんだーーい好き、ってことだよね。)


2001年4月5日 (木)

♪ 今日食べたもの

・朝



ごはん

あじの干物

かぼちゃの煮付け

ワカメとほうれんそうの味噌汁

海苔

 

・昼



カレーライス

ほうれんそう入り厚焼き卵

レンコンとひじきと枝豆の炒め煮

フライドポテト

フライドチキン



・夜



ごはん

ピリからツナ豆腐

餃子

かぼちゃの煮付け

そら豆の塩茹で

ワカメとほうれんそうの味噌汁

♪ 体験入園

今日は、幼稚園の一日体験入園があった。



8:00すぎに朝食を終えた倫太郎は、

誇らしそうな表情で真新しい制服を身につけ、

その途中で鏡を見ながら何度も



「りんちゃん これ にあうねー」



などと言っている。



白い丸衿のブラウスに、

サスペンダーのついたチェックのズボン、

その上に紺のセーター。

ほんとに可愛い。



9:00に玄関を出れば、

のんびり歩いても9:15頃には着けることがわかった。

いいお天気。



幼稚園の門をくぐると、

各クラスの前に机が出ていて、

そこで名前を言うと、先生が帽子と名札をつけてくれる。

クラス分けは、どうやら「住所」を基準にやっているらしく

倫太郎は、近所のTくんとNちゃんも一緒の

ふたばぐみ。

ピンクの帽子と名札がついて、

ますます可愛い姿になる。



しばらく園庭で遊んだ後

子どもたちは教室の中へ。

たいていの子がすっと親から離れ、

楽しくて仕方ないといった様子で部屋の中に駆け込んでいく。

倫太郎もまったく問題無し。



保護者は2階のホールに集められ、

子どもたちが先生に連れてこられるのを待つ。

散り始めたサクラが窓ガラスいっぱいに広がっていて

とてもとてもきれい。

恵嗣郎を抱いて、ベランダから

園庭のあひるやウサギを眺めて時間をつぶす。



やがて子どもたちが入ってきて、

保護者と対面するや否や、

みな緊張の糸が切れたのか、無政府状態になる。

走り回る子、叫ぶ子、前にいる友達の帽子をとる子、

親を見つけて泣きじゃくる子、とっくみあいを始める子・・・



倫太郎もご多分にもれず、

ふらふらと舞台の上をさまよいだし、



「はいはいはいはいー」



と連れ戻される。



園長先生はあまり気にならない様子で

かまわずマイクを取り、

とってもいいかげんな担任紹介を始める。

担任の先生が立ち上がって



「よろしくおねがいしまーす」



と頭を下げると、なぜかつられて

そのクラスの子どもたちもみな

立ち上がってしまうのが、見ていておかしい。

それが終わったころには少し静かになりはじめ、

今度は先生たちによる人形劇がスタート。



「耳が長くて、おめめが赤い動物って、なにかなー?」



という問いかけに

Nちゃんはひとりだけ正座したまま



「ひつじー」



と答えたりして、



「面白い、面白い」



と先生から頭をなでられている。



Tくんのママは



「Tくんがじっとすわってんのが信じらんない」



と言いつつ、嬉しそうにしている。

歌を歌ったり、劇を楽しんだりして

瞬く間に時間が過ぎていく。



最後に、ひとりひとり先生から

ラムネのついた色紙製のペンダントをもらい、

首に下げて帰る。



とても満足そうな倫太郎。



よかったね。

♪ お手伝い

お手伝いのとき、

倫太郎に包丁を使わせるのが

ちょっと心配だったのだが

上手にフォローしてやれば、

1歳からでも使えるものらしい。



今日は、ママの指示のもと、

倫太郎ひとりで豆腐と長ネギを切り、

味噌や砂糖、ごま油などをカップで混ぜて煮汁を作り

ツナ豆腐(マーボー豆腐のツナ缶バージョン)をこしらえた。

片栗粉で「とろみ」がうまくつけられなかったのだけが

次回の課題。



うまくなったなあ。



恵嗣郎もやりたがるのが難しいところ。



おととい、みんなでいっしょにやったのが

スタッフドピーマン。

具をこねるのと、整形を倫太郎が担当して

できたのを鉄板に並べるのを恵嗣郎が担当していた。

が、どうしても作業量の差があって

恵嗣郎の方が暇になってしまい(当たり前)

並べたやつで積み木を始めたり、

しまいには「ぽい」と言いながら投げたりして

阿鼻叫喚であった。



そのまえにいっしょにやったのが

やはり具をこねて整形する作業のある餃子。

このときも、皮でそれっぽく包むのが倫太郎の担当で

皮の真ん中にスプーンで具を置くのが恵嗣郎の担当だったのだが、

どうしても作業量の差があって

恵嗣郎の方が暇をもてあましてしまい(当たり前)

スプーンを「てこ」のように使って

あちこちに具を飛ばし始めたり、

皮でちぎり絵をこしらえたりして

阿鼻叫喚であった。



でも、子どもといっしょに料理をするっていうのは

ほとんどママのライフワークだからなあ。

作業に没頭して、台所がシーンとなって、

子供たちの鼻息だけが聞こえてきたりするのが

面白くて止められないんだよなあ。


2001年4月6日 (金)

♪ こぐまちゃん いたいいたい

倫太郎が借りてきた

「こぐまちゃん いたいいたい」を読みながら

つい涙をぽろぽろこぼしていたら

倫太郎が心配したのか



「ママ、どうしてないてるの?」



と尋ねる。



「だって、こぐまちゃんかわいそうなんだもん」



と答えると



「そうだね、いたいいたいって

 いってるもんね」



と神妙にしている。

ママは、何でもないような表情を作って

目からだけ涙を流しながら

続きを読む。



ママホントはね、

よその人に嫌なこと言われて

心の中が「痛い痛い」になってることに

今、気がついたんだよ。


以上、3日分です。
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のこちゃん