私は、スーパーのお菓子売り場で売っているような、
安いおもちゃは買わないことにしている。
どうせすぐ飽きるし、壊れやすそうだし。
とゆうか、そういう買い方事体が
「子どもと店に負けてる」みたいでいやなのだ。
そしたらこないだ、
その手のおもちゃの横を通り過ぎるとき、
倫太郎があきらめたような口調でこんな事を言っていた。
「ママ、おもちゃかわない?」
「うん、ママは買わないよ〜」
「おかね、もってないから?」
「そうだね〜」
「ええと、おばあちゃん、かう?」
「うーーーん、・・・そうね、
おばあちゃんは買ってくれるかもね〜。
でも、ママは買わないよ」
「ええと、ママ、びんぼうだからかわないけろ、
おばあちゃん、おかねもちだから、おもちゃかう?」
「・・・」
絵本を読んでやっていたら、唐突にこう言われた。
「ママ、にこにこちて」
花粉症でこんなにシンドイのに薬も飲めない、、、と
ちょっとイライラしていたのが
口調に表れてたらしい。
「ママ、にこにこしてなかった?」
「うん、ちてないよ」
「どんな感じ?」
「こわくなってゆ」
ややや。
子どもって こういうことに敏感だよなあ。
「じゃ、こんなのどお?
“これは、おさるのじょーじです♪”
“なかよしの♪、
きいろいぼうしのおじさんと♪
くらしています♪♪♪”」
MAXまで口角を上げて
我ながらばかばかしくなるほどの明るい作り声で読んだのだが
意外にウケたみたいで、
「うん・・・いいよ・・・いいかんじ」
と小刻みにうなずきながら微笑んでいた。
ふむ。こういうのが好みか。
以上、1日分です。
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