豊かさのさじ加減
たしかソロモンの祈りの言葉なんだけど、
聖書の中にこんなくだりがあった。
「貧しすぎて私が罪を犯さないように、
しかし 逆にすべてに飽き足りてしまって
�犲腓箸話�だ�瓩噺世Δ海箸發覆い茲Δ房蕕辰討�ださい」
実は、私が育児で大事なポイントだと思ってるのは
ここのとこなんだよね。
生活を切りつめた結果、
子どもが盗みを働くようになったりしたら悲しいし、
またその逆に、豊かに与えすぎて
心や体を飽食させてしまうのも
まずいだろうと思っているのだ。
しかし、ここらへんのさじ加減って
案外難しいようにも思う。
子どもを持つまでは知らなかったけど、
積み木一つとっても、
材質・色数・教育的ねらい・思想的背景・値段などと、
ピンからきりまであるのだよね。
その中から、どんな考えのもとでどんなものを選び出し、
どのように与えていくか。
あるいはあえて与えないのか。
こういう選択って、
子どもがある程度大きくなるまでは
衣食住から教育に至るまで連綿と続くんだろうと思うんだけど、
なんか、お金を使うより使わないほうが
エネルギーが要る気がするんだよな〜。
貧しく育った、あるいは豊かに育てられたという
あの人この人の顔が脳裏に浮かんで来て、
あれこれ考えてしまう今日このごろ。
どんなふうにしてあげたら
子どもって幸せを感じられるんだろうな。
ずばり
倫太郎と恵嗣郎を連れて検診に行ったら、
会場で、倫太郎がおもらししてしまった。
どうも、赤ちゃんとお母さんがわらわらいるという
独特の雰囲気に飲まれたのと、私がずっと恵嗣郎を抱きっぱなしだった、
という2点が原因らしい。
やれやれ・・・と思いながらも
ま、仕方ないか、と濡れた服を取り替えてやっていると、
倫太郎がぽつんと一言。
「ママ、おこってるぅ?」
別に怒っているわけではないので
「怒ってないよー」
と返事をすると、どうも納得がいかなかったようで、
「ママ、ちょっとがっかりしてるぅ?」
とさらに質問。
胸のうちを言い当てられたようで可笑しく、
居合わせたお母さんたちとともに思わず爆笑してしまった。
おけいこごと
倫太郎の習い事は、どうしようかなーと思案中。
3歳になったら、近所の区民プールに入場できるようになるので、
水泳を自分で教えようかなと思っている。
これにはパパもおばあちゃんも賛成してるので、
ちょっと協力してもらうつもり。
なにしろ、恵嗣郎もいるのでね。
まあ、3歳だったら、もっぱら水遊びかな。
プールといっても、お風呂の延長のような感じでしょう。
でもそのうち、ビート板で浮かんだり、もぐりっこしたり
足から飛び込んだりできるようになってくるから、
たぶん、5歳くらいでビート板つきバタ足くらいまで行くんじゃないかな。
筋が良ければ、小学校にあがる前に、面かぶりクロールくらいまでは
できるようになると思うんだけど。
それくらいの時点で本格的にやりたくなったら、
スイミングに行かせてもいいかな、という感じ。
もうひとつ考えてるのは、音楽ね。
教会で、日常的に歌と楽器に触れているせいか、
音楽もかなり好きそうな感じなので、
様子を見てそのうちにピアノでも教えてあげられれば・・・
と思ってるんだけど、こっちはどうかなあ。
早期教育みたいなノリになっちゃうのは本意じゃないので、
あくまでもやりたそうだったら、なんだけど・・・
やっぱり3歳くらいになったら、
かるーく音あてクイズでもはじめてみようかしらね。
で、習う価値がありそうな雰囲気だったら誰かに教えてもらおうっと。
しかし、こういうのを考えてると、
やっぱり私も「親」なのか、だんだん燃えてきちゃうなあ。
食べない悩みの解消法
私の育児の悩みといえば、
倫太郎があんまり食べない子だ、ということ。
とにかく食べないのだ。
白いご飯以外は一切受け付けない、みたいなキョーレツな偏食もする。
自分でスプーンを持って食べるより、人に食べさせてもらいたがるし。
95センチの服を着ている今でも、
体重は13キロ強しかないというやせっぽちで、
寝るときにするおむつも、Mサイズで大丈夫なくらい。
まあ、体質とか性格とか年齢的なもの、と言えばそれまでだが、
私がどんなに努力をして美味しいものを作っても
あんまり効果がなかったので、
3度の食事のたびに自信を失い、苛立っていた。
そんなとき、ふと
「料理を一緒にしてみたら、どうかな・・・」
と思いついた。
倫太郎はちょうど2歳くらいだったと思う。
大人の真似を何でもしてみたり、
お手伝いしたいと言い張ってみたりする年頃だった。
最初は、「ぐりとぐら」よろしく
牛乳や粉や卵を合わせてケーキ生地を作ることを教え、
次に、お米を研いでお釜のスイッチを入れることを教え、
それからだんだん、野菜を洗うことや、
冷蔵庫の中のものを探すことやしまうこと、
刻んだものを順番にお鍋に入れて煮たり、炒めたり、
焼いたりすることなどを教えていった。
朝ならホットケーキ。
昼なら、炒飯かおじやかお好み焼き。
おやつなら、パイ生地やパウンドケーキ、
夜なら、お味噌汁や天ぷらや鍋物などを、
ふたりでよく作るようになった。
作業の中に、粘土遊びや泥遊びに似た面白さがあり、
しかも 調理時間が短くて済み、
比較的たくさんの種類の野菜を組み合わせることもできるような
「冷蔵庫のお掃除」的メニューが多くなっていった。
面白いことに、自分で作ったものは美味しく感じるのか、
こちらが驚くほどの分量をぺろりと食べてしまうようになった。
ちょっと苦手な野菜が混じっていても
あんまり気にならないようだし、
なんというか、食事自体が楽しくなった様子。
経験値があがると自信も増すみたいで、次第に
「これはまかしてくれ」
みたいな態度が出て来て、
とても頼もしくもなってきた。
料理を一緒にする以外には、本を活用した。
体のことに興味が出てくれば、食べることにも
いずれ興味が出てくるんじゃないかという発想で、
倫太郎よりも少し年長の子(幼稚園くらい)が好んで読むような
「やさしいからだのえほん」というのを
シリーズで揃えてみることにした。
血液だの心臓だの骨だの脳だのというのは
やっぱりちょっと早すぎるかなーと懸念していたのだけど、
とてもよくできた本だったのか、このやり方も大当たりして、
「緑色のものを食べるとねー、
肝臓に緑のボールが送られて、
こびとさんが�爐◆⇒茲人茲伸瓩辰憧遒屬鵑世茵次�
「あ、こびとさん、ボールきたきた、
うれしいうれしいってゆってるぅ」
「ゆってるねえ。
こびとさん、いろんな色のボールがほしいんだって」
みたいな感じの会話が、食事時に成り立つようになりはじめ、
結果的に偏食を改善するのに役立ってくれた。
(そういえば、この本に書いてあるとおり、
「おしりからしんごうがおくられましたぁ、
うんちでるぅ」
とか言うようになってくれたので、
トイレトレーニングにも便利だったのだっけ・・・)
いやしかし、私もなんだかまじめにやってるなあ。^^;;
こうやって文字にすると、
やたらと考えたり教え込んだりしているみたいで
教育ママくさいんだけど、実際は、
さわやかで楽しい一日を送ってくれればいいや、
くらいに考えて過ごしている(つもり)。
食べないお子さんを持ってる人の参考になるといいんだけど。
使命感
子どもにいろんなことを教えてあげてえらいね、とか
上手に育ててるんだね、とか
こんな私でもたまーに誉められることがあるのだけど、
自分の知っていることを子どもに伝えるのって、
けっこうやりがいがあるんだよね。
なんかこう、
仕事の引き継ぎをしているような感じ。
ダーリンは、
「早く�犹箸┐覘瓩茲Δ砲靴燭い鵑任靴隋繊�
とか言うのだが、
別段、そういうわけでもないのだな。
そんなのは、たぶんオマケみたいなものだね。
これが私のすべきことなんだな、っていう
一種の使命感みたいのがあって、
一つ何かを伝えるたびに、
荷が軽くなっていくような気がするんだよ。
これってどうしてなんだろう。
ママがごめんねを言うとき
倫太郎は、とうとう人権に目覚めたみたい。
自分が大切に扱われていないと感じると、
すぐに「断固反対」の声を上げるようになった。
「ママ、�爐發� しらない!�瓩辰� ゆわないでよぉ。
りんちゃん、かなちくなっちゃったよぉ・・・」
「ママ、�爐�ゅっ�瓩辰討靴覆い任茲�。
りんちゃん、ものしゅごーく、いたかったよぉ・・・」
「ママ、�爐△箸任有瓩辰討罎錣覆い任茲�。
りんちゃん、さみしくなっちゃったよぉ・・・」
いくら私が不出来な親だといっても、
この声だけは、
ちゃんと受け止めてあげないとな、って思う。
ごめんね。
形から入ってみました
年末に、生協のチラシで見かけたミシンを
衝動買いしてしまったので、
お正月になってから、
「エプロンと暮らしを楽しむ小物たち」
「自立をたすける子供服」という洋裁の本を買ったんだけど、
やっぱりちょっといきなりって感じだったかなあ。
「エプロンと・・・」のほうは、
優雅で美しすぎて、
今の私のライフスタイルにあってないような気がするし、
「自立を・・・」のほうは、
出来上がったころには もう小さくなってしまって
着れなくなるんじゃないかというような雰囲気だし。
でも、作りたい! って思える本が
これ以外になかったんだよなあ。
けど、生地を買いに行く暇さえないのに、
どうやってこしらえるっていうんだよなあ。
ドミノ
おもちゃの通販サイトで、ドミノを購入。
ほんとはパパへのプレゼントだったんだけど、
パパよりも倫太郎が気に入ってしまったようす。
そもそも子どものおもちゃなんだもんね。
どんなのを作るのか見ていると、
まず、階段をこしらえるためのブロックで
ひな壇と花道のようなものを作り、
そこに動物の顔のついたドミノ板を並べている。
どうやら、並んでいるのは聖歌隊で、
「クリスマス・ミュージカル」を上演しようとしているらしい。
ちゃんと大天使ガブリエルが出て来て(イヌの顔のついた白い板)、
「おそれることはない、まりや、
あなたはおとこのこをうみます・・ごにょごにょ・・どうも〜」
と、へんてこな台詞をしゃべって
去っていったりしている。
倫太郎が、
「ママ、歌って〜」
と頼むので、私も調子に乗って歌いまくっていたら、
歌に合わせて博士(カエル)が5人も登場したり、
エリサベツ(クマ)とマリヤ(ネコ)がデュエットしたり、
転んで泣きだしたヨセフ(ネズミ)が
天使にお祈りしてもらったり。
ビデオを撮ったら面白かったな。
発疹風邪
恵嗣郎が熱っぽい。お腹もこわしている。
調子を崩したのは、先週の予防接種からだ。
BCG。・・・結核菌の注射って、やっぱりきついのかなあ。
今朝になってからは、全身にぶつぶつも出て来て、
ちょっと重症な感じだ。
と思ってたら、「発疹風邪」という病気だったことが判明。
発疹が出たところで治るので、この病名がついたらしい。
離乳食は、来週からね。
誰の真似してるの?
倫太郎が、ときどきベランダに出て
「おおーしゅよしゅよしゅよしゅよ・・・・ほめたたえー」
と叫んでいる。
祈るときの私の口ぐせかしら。
負けるもんか
なんてたくさんの「恐れ」や「不安」が私を支配し、突き動かしていることか。 悔しい。頭じゃ分かっていることばかりなのに。
毎日普通に生きているだけなのに、澱のように罪がたまっていく。やっぱりそこ に足場があるみたいだ。奴等のね。
以上、4日分です。
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