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目次

  1. BASARA...
  2. 天然素材でいこう。...
  3. スーパーゲーム大戦 ゲームセンターあらし対マイコン電児ラン+こんにちはマイコン完全版...
  4. エクセルサーガ...
  5. まるいち的風景...
  6. ウルトラマニアック...

BASARA

(少女?)漫画。田村由美氏。27巻+外伝だの画集だの幾つか+TVアニメ(ぉ

北斗の拳的(ぉ)な世紀末後のポンコツ世界を、
北斗とちがって個人(超人?)の力じゃなく、集団(カリスマは居るが)の力で、改善していく、という話かな。

前向きなだけで成功させて貰えるでもなく、
慎重なだけで大成させてくれるでもなく、
喜ぶだけで他人を幸せにできるでもなく、
怒るだけで悪を成敗できるでもなく、
泣くだけで心が洗われるでもなく、
愛するだけで許してもらえるでもなく、
殺すだけで最強になれるわけでもなく。

とにかく一筋縄でいかない色々な出来事に
色々な(数百人の)人々が巻きこまれ、巻きこんでいく、という、

つまりは「人間」を書いた話。

巻数以上に読みごたえが有ると思います。1巻につき最低1個所くらいは
その考えかたの素晴しさに「ほお!!!」と感心してしまう。

#田村氏の作品はどれもそういう傾向があるね。
#漫然とした価値観は叩きのめされます。良いものだけしか残れない。
signature: 戯

[[id:508]] 2002-03-30 03:37:55


天然素材でいこう。

少女(?)漫画。麻生みこと氏。今んとこ8巻くらいまで出てる。続行中。

これも価値観系(ぉ)だな。
天然(ぉ)な主人公が陳腐な既存価値観(だよな)を
天然ノリで無視(ぉ)しまくっていく話、か。

ただ、途中から、「ナルさん」がでてきたあたりから、
ちょっと雰囲気かわったと思う。
というのもナルさんはあからさまに主人公のアンチというか
逆向きな人(少なくともそう自称している)なので。

つまりナルさんの出現により、もとよりこねくりまわされていたこの世界の価値観は
「さらに」こねまわされることになったわけだ。
つまり、さらにワケワカな世界へと…。

結局、こねまわされないものはすべからく衰退するということなのだろうな。

余談:
ナルさんの名台詞に「いじったりいためつけたりいびったりいじめたり」とかいうのが有ったと思う(^^;
signature: 戯

[[id:509]] 2002-03-30 03:46:30


スーパーゲーム大戦 ゲームセンターあらし対マイコン電児ラン+こんにちはマイコン完全版

http://www.fukkan.com/vote.php3?no=5340
なんか、復刊してるし‥‥‥
タイトル長いし‥‥‥

[[id:535]] 2002-04-21 18:58:47


エクセルサーガ

http://www5c.biglobe.ne.jp/~rikudou/frame.htm 作者サイト
http://www.h4.dion.ne.jp/~wh_study/excel.htm ねたばれ度高し、な紹介

ブラックなジョークが相当激しい、漫画。
特に初期はすさまじかったと思う。

設定としては、県立だか市立だかの防衛軍(笑)の、テキが主人公(たち)。

登場人物:
-テキ側
--エクセル。主人公だよね。なんか妙に元気
--ハイアット。なんか妙に不元気(ぉ
--イルパラッツォ。テキ側の統領らしい。
--メンチ。非常食。

-市立?防衛側
--岩田
--渡辺
--

signature: 戯

----
この漫画のような「地方一都市を防衛する」のがお笑いになり、一方で
サクラ大戦のような(ぉ)「中央一都市を防衛する」のがお笑いにならない、
(彼女らはわざわざ故郷を離れて"帝都"を守りに来ている。なんでその類稀な能力を使って自分の出身地を防衛しないんだ?)
(帝都が魔物が集まってる危険地帯だ、ということだったでしょうか。じゃあなんで帝都は魔物にまで注目して貰える(^^;のだろう?
(むしろ古来、やばくなったら遷都する伝統(^^;が有ったはずなのにな…))
というのが、日本という国の国民の不思議なメンタリティを物語ってるような気がする。

中央礼賛ってゆーか。
-戦後の米国崇拝もこれの亜種でしょう。戦後の時点で「米国=(世界の)中央」という意識が刷り込まれたのだろう。
-他国と違って何百年経っても不思議と滅ぼされない王(天皇)族とか。
-これ、労働集約型(^^;の産業には、うってつけのノリだろうな。ほっといても人材が一点に集まる(=上京)から。
--高度成長して工業化が進んだ後においても、日本のノリはやはり「擬似的労働集約」型だったんじゃないかな。工場に詰める必要が無い時代になっても、顔を付き合わせる必要を否定しなかった。
----
エクセル・サーガは読んだことないのですが、上記解説を読んでいて「県立地球防衛軍」を思い出しました。
設定・ノリなどかなり似ているのではないでしょうか。
-たぶんそうだと思います。

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世界を制するにはその半分を‥‥‥
っていう論理を再帰的に繰り返した結果、
「市街征服」に乗り出した志の高い(笑)小市民的な悪の組織‥‥という設定が良いなぁ。
個人的評価は、
ブラック度: エクセルサーガ > 県立地球防衛軍
  変態度: 県立地球防衛軍 > エクセルサーガ
かなぁ。

-その半分ねえ。人それを「アキレスと亀」と呼びます(ぉ
- いへいへ,最小単位を定めている以上問題ありません.きちんとした分割統治法です.
-でもあれ(少なくともコミック既刊分までの時点で)では、更に分割(ぉ)して約一名の脳を支配してるに過ぎない罠。
-イルパラッツォの征服計画を見ていると、ミニ政党を作って選挙に打って出たほーが早いんぢゃないか?とも思う今日この頃。
--昨夜再放送してたBS漫画夜話(ナニワ金融道の回)風に言うところの、"この程度で反体制を気取ってる人"、なんだろう?

[[id:594]] 2002-07-31 14:08:47


まるいち的風景

少女漫画(?)。白泉社。

アシモよりもっとマシ(ぉ)なロボットが、家庭にも普及し始めるような近未来、という設定かな。
今の我々とまぁ同じような生活をしている人々の間に、ロボットが入っていく。

アシモみたいに宇宙ルックでもない(もちろんチョビッツルックでもない(ぉ))ロボット「まるいち」の
ロボット自体と開発者(社)サイドと客とが織り成す、感動ストーリー
…とかいうと一方的に誉めすぎたことになるであろうか(ぉ

「まるいち」は、チョビッツみたいな(ぉ)「心かもしれないなにか」を持っているふうには、到底見えない。
そういう方向性は、犬猫に対するそれよりも遥かに、というか全く、期待できない。
あくまで、道具としては便利な、ちっちゃい(身長1mくらい?)人型ロボットである。

ということは尚更のこと、その動きを「人間が見て、どう思うか?」だけが、物語のネタになりえるわけだ(ぉ
チョビッツみたいに「ナニを考えている(?)のか判らないロボット」と人間が対話をする羽目になったり、はしない。
あくまで人間側の解釈の問題だ。なにごとも。
結局ロボットの存在は、人間になにかを印象させるための、ダシでしかない。

「まるいち」は、ユーザーがまるいちに動きを「模倣させる」、という使い方をするものらしい。
それを作中では「登録」と呼んでいた。作者の捉え方としては日本語変換みたいなノリなのだと思う。
登録した動作に名称を与える。これが所謂「命令する」という動きになるようだ。
例えば肩をもむという動作を教えてから動作に「肩をもむ」という名をつけると、
以後「肩をもめ」といえば肩をもんでくれるようになるわけ。 #細かいことは気にしちゃ駄目だ(ぉ

この模倣という性質が尚のこと、ロボットを素通りして、その向こうに居る(データを登録した)人間のことを
直接思い起こさせるような物語構造を成している。つまりTapeRecorderなんだな。人間様の動作についての。
-模倣といっても、あくまで覚えさせたものだけを覚えるだけ。勝手に学習することは無い。とことん受動的だ。

[[id:1083]] 2002-08-30 22:25:54


ウルトラマニアック

少女漫画。吉住渉(ママレの人)。りぼんマスコットコミックス。
とりあえず1巻が既出。

…この人こんなに「漫画が」下手だっけか?(T_T)
1つの話の終わりが(漫画として)終わりになってない所が散見するぞ…

絵は相変わらず流麗。こういう小脳的な部分は得てして熟練度というか年季の問題か。

キャラのボケナス度は、まあ普通ではあるが、それなりに良い。
自覚のある(^^;似非どらえもん関係ってのが、なんともかんとも…
#てゆーか、どらえもんという固有名詞がずばり出てくるのが、却って爽快。

ところで、1巻の最後の話に出てくる本音を言う魔法チョコだが、
(少なくともこの人物にとって)「すみません」という5文字は本音には含まれないのか?
「うるさいな」と「すみません」は本音レベルで並存可能だし並存してるもんだとばっかり思っていたのだが…

[[id:1090]] 2002-09-01 10:06:23


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SHIMADA Keiki