ふりぽけ日記 (2000年06月下旬)

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2000.06.20 (Tue)

@ Dream the World. (Japanish English :)

うう、 そうすると 「PocketPostpet で Postpet が動いているけどカーネルは実は NetBSD」 とかいう世界を目指しているのでしょうか。

@ ああ、kernel hacker になりたい。

という願望の強い私。よくよく振り返ってみると、学生のころ読んだ

「Minix を256倍活用する本」に洗脳されてしまった

らしい。

ということは感染元は砂原先生一派ということかな。:D

@ 勢いというのは恐ろしい

うう、 こんなの できてるよう。

いんたびゅー。あれ、「ビッグタイトル」だったんだ。らぶひなって。


2000.06.21 (Wed)

@ BeOSPE

BeOS 5 Personal Edition を入れてみた。 Windows上のファイルにループバックなファイルシステムを構築する 方式なので、パーティションを切り直す必要がなくお手軽に試すことができる。

ムービーを再生しながら、そのウィンドウをドラッグしても、多少コマ落ちする程度。さ すが。 画面操作のルック&フィールもソリッドな手応えでなかなかいい感じ。

アプリさえ揃うのなら今すぐにでも Windows から乗り換えたいくらい。

ただ、でかい ZIP ファイル(DevTool)の展開中に他のアプリの動作がちょっともたつい たのが気になった。

日本語環境も入れてみたが、OSに付属するアプリではエディタとブラウザが対応していた 。 しかしこのブラウザ、.txt なファイルをクリックすると「ヘルパーアプリケーション 」としてエディタを起動するのは勘弁してほしい。

Terminal は bash。コマンドは割と揃っているようだ。 ただ日本語は通らないので kterm のようには使えない。

BeOS 用の Mule 対応 XEmacs って、どこかに落ちてないかな。それで日本語対応アプリ 不足の問題の大半は解決するのに。:D

システムフォントを日本語に変更する方法がわからなかったので、IM の設定パネルや、 漢字の変換候補表示が化けてしまっていた。

一番残念だったのは nic を認識しなかったこと。PCI のメルコ製カードなのだが、使え ないと外に出られない。 ダイアルアップは…、試すの忘れてた。

そういえばBeOSってJava環境はどうなっていただろう。一太郎Arkが動けばいいのに。

@ ほんとは笑えない

それじゃ ガッコのセンセと一緒じゃないですか。(わら


2000.06.24 (Sat)

@ たぼりぬX

Linux/7k の作業を再開するために、部屋に落ちていた Turbo Linux 6 Workstation を入れてみる。 (*1)

パッケージの選択で、コアとカーネルソースと DevTool 類だけ絞ろうとしたら、

失敗
X Window System は必要なため選択されました

使用者がいらないって言ってるのになんで「必要」とか言うですか。

あーやめやめ。 たぼりぬXなんぞを選んでしまった自分が悪いとあきらめよう。

-----
*1:Plamo 1.1 はさすがにコンパイラとかカーネルとか古すぎるらしい。

@ いいのか悪いのか

ソニー損保の門前払いですが、 FreeBSD でも Netscape なら大丈夫みたいです。

w3m でアクセスすると払われましたが。

@ なんとかして

ああぁ…。

ハイパーリンクはインターネットでほかの単語やページ, 画像などにリンクを張る際に用いられ, インターネットを支える中核技術になっている。

ライターも無知だし。

当社がインターネットの創造に最初から関わっていなかったことが悔やまれる。

BTも無知だし。

訴訟するなら CERN あたりじゃ?

それにしても これ。

この技術はBT社の所有する特許ではこう表現されている。 「情報が遠隔地のコンピューターから引き出され、 公共の電話回線を通じて端末機に転送される情報処理システム」

BT社の解説によれば、この文言はすなわち「ハイパーリンク」を意味するのだという。

強引やなー。HTTP の動作モデルも知らん老人が、欲に駆られてわめいているのだろう。

@ Cygwin::scandir

なるほど。

でかいから落とすの大変なんですよねー。


2000.06.26 (Mon)

@ NetBSD

BSDMagazine 4号 の付録 CD-ROM から NetBSD 1.4.2 をボロノートに入れてみようとした。

インストール元のデバイスを選ぶ場面で、



device: cd0

directory: NetBSD-1.4.2/i386/binary/sets

とやってみても、うまくいかなかった。 shell に抜けて手でマウントしてみようと試すが、



mount -t cd9660 /dev/cd0a /mnt2

device not configured

と言う具合。 /dev/cd* で見えるデバイスをすべて使ってみたがだめだった。

しくしく…。

@ キーボードはついているのか?

うう、ついていたら 食指が…。

でも handhelo.com のページをパームトップタイプらしい。うーん、WorkPad でいいよ。


2000.06.27 (Tue)

@ Cygwin 1.1 入れたのでだらだら書いてみる

「b20 とは別物」ということなので入れてみた。

何も考えずに setup.exe を落としてきてダブルクリック。 ドライブは D: っと。

…数十分経過。あ、ダウンロード終って展開してるらしいが、ミーティングなので後で確認することに。

あうぅ。 D:\ に直接展開されてるー。BOW の残骸がまだ残っていたような気もするし、 pTeX も /usr/local/ 以下に置いてあったんだよなぁ。きっとなにか壊れているぞ。(;_;)

bash はなにごともなく動く。とりあえずよしとしよう。(ぉ

お、inetd は標準装備になったらしい。less も man もあるし♪。 …でも相変わらず ed をはじめエディタの類はないのね。 Meadow だけだと端末の中から呼べないからいまいち不便。

TeraTerm から思いきって edit とかやってみたら、inetd のコンソールの方で動いていた。 恐るべし。< Cygwin と MS、どっちが?

_その後

/usr/bin にいたはずの cvs.exe がみつからない。なんだこりわーと調べてみると



~ $ mount

Device              Directory           Type         Flags

d:\bin              /usr/bin            user         textmode

D:\lib              /usr/lib            user         binmode

D:                  /                   user         binmode

うぐぐ、 Solaris みたいな真似してくれちゃってます。 とりあえず、 umount してから /usr/bin にあったわずかばかりのバイナリを /usr/local/bin に退避して mount し直した。

_そーれから

ターミナルから起動できるエディタがないとどうにも落ちつかないので、<落ち着け
nvi-m17n をコンパイルしてみた。

elvis ? Vim ? なんですか、それ。 cw とやって単語の終端が $ にならなきゃ vi じゃありません。

試行錯誤のうえ、



configure --host=`uname` --enable-multibyte

とやってなんとか Makefile を生成。 お気楽に make とやるとヘッダがないとおっしゃるので

config.h から



  #define HAVE_SYS5_PTY

をコメントアウト。

あと、libtermcap がリンクされないので Makefile の LDFLAGS に -ltermcap を追加。 コンパイラに libtermcap のシンボルテーブルがないので ranlib しろと命令されるので、



ranlib /usr/lib/libtermcap.a

とやって対応。なんとか nvi.exe が出来上がった。 make install すると chmod できないとか hard link できないとかでコケるので



cp nvi.exe nex.exe

cp nvi.exe nview.exe

とやってしのぐ。当然インストールは手動。

無事インストールまでこぎつけたので、記念の起動テスト。

日本語を IME から入れようとしたら一瞬化けて入力されたかと思うと stackdump してし まった。

何気なく gdb NVI.EXE.stackdump としたら GUI なデバッガが立ちあがってしまった。 恐るべし。

結局、$HOME/.exrc に



set fileencoding=sjis

set inputencoding=euc-jp

set displayencoding=euc-jp

として日本語も読み書きできるようになった (^^

しかし既存のファイルを編集して保存しようとすると、



Error: fooo: Permission denied: fooo: WARNING TRUNCATED

と不吉なメッセージがでてしまい。

サイズゼロに切り詰めてしまうという凶悪な事態。 あやうく .profile が宇宙の塵と消えるところだった。(汗;;

とりあえずソースを追ってみたが、当該関数が長くて時間内には追いきれなんだ。\


2000.06.28 (Wed)

@ 御指摘

あれ 、勘違いでしたか。

本ももう手元にないので、いい加減なことを書いてしまった。すみません。

BSD Magazine 3号の焼肉夜話で出てくる話題がとっても似てたのと、 砂原先生が昔 Ah!SKI に記事を書いていたという部分から短絡して、 てっきり関係者だと思ってしまいました。


2000.06.29 (Thu)

@ Cygwin ガビーソ

ガビーソ、inetd のポートが全開だった。

ガビーソ、passwd がコケて動かない。

ガビーソ、wrappers ないじゃん…。

@ 気をとり直して

コンパイル済みバイナリのアーカイブをぐるぐる、よさげなものを拾いまくる。

さすがに、mSQL は ODBC インターフェースはなさそうね。 でも lite という C 風の文法を持つスクリプト言語がついてきた。 とうぜん DB 回りの手続きをネイティブで持っているようだ。

とりあえずお約束で Hello, world してみる。



echo( "Hello, world\n" )

これじゃ特徴もなにもちっとも分かりませんね。:-P


2000.06.30 (Fri)

@ データベース

そろそろ DBMS をいじってみたいという機運が高まりつつある昨今、<それは機運とは言いません。
mSQL が動くようになったのをいいことに、ローカルでいろいろ試してみたい。

SoftwareDsign6月号の真似をして、会社の Web サイトのアクセスログをテーブルにぶち こんでみることに。



~/db_web $ relshow.exe web access_log

Database = web

Table    = access_log

 +-----------------+----------+--------+----------+--------------+

 |     Field       |   Type   | Length | Not Null | Unique Index |

 +-----------------+----------+--------+----------+--------------+

 | access_date     | date     | 4      | Y        | N/A          |

 | access_time     | time     | 4      | Y        | N/A          |

 | access_path     | char     | 128    | N        | N/A          |

 | access_length   | uint     | 4      | N        | N/A          |

 | access_refer    | text     | 256    | N        | N/A          |

 | user_agent      | text     | 256    | N        | N/A          |

 | idx1            | index    | N/A    | N/A      | N            |

 +-----------------+----------+--------+----------+--------------+

こんなテーブルを切って、とりあえず今月分 42,878レコードほどを import してみる。

生ログからカンマ区切りへの変換はもちろん ruby。



# log matching pattern

log_re = %r/^\d+\.\d+\.\d+\.\d+ - - \[([^\]]*)\] "([^"]*)" \d+ (\d+|-) ("[^"]*")

("[^"]*")$/



while gets

  if log_re =~ $_

    date_time = $1

    access_path = $2.split(" ")[1]

    transe_size = $3.to_i

    refer = $4

    agent= $5



    date_time =~ %r|^(\d\d/.../\d\d\d\d):(..:..:..)|

    access_date = $1

    access_time = $2

    access_date.gsub!( "/", "-" )



   printf( "%s,%s,%s,%d,%s,%s\n",

            access_date, access_time, access_path,

            transe_size, refer, agent )



  else

    printf( $stderr, "Not match:\n   %s\n", $_ )

  end

end

なんだか超いいかげんだがとりあえずの役には立つ。

Write once and bug anywhere.

という感じ。

というわけで mSQL よ、ゴ―だゴー。



~/db_web $ msqlimport -s , -q \" web access_log <200006.csv

…。

…。

…。

…。

いっこうにおわらない。こここれはほんとうにだだだいじょうぶなのだろうか。

ふう、13:11:39 に始めて、13:32:50 に終わったらしい。 計算すると 33 records/sec という処理速度。やっぱり遅いよねぇ?

でも、同じ 200006.cvs を Excel に読ませてみたら、2'46" かかって、 計算すると 258 records/sec となった。約8倍のスピードかあ、微妙なところだなあ。


以上、8日分です。

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