広島県 Hiroshima prefecture
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今回は秋芳洞から広島に入り日本三景の安芸の宮島にフェリーで渡り厳島神社などを見て宮島を散策した時のものと、翌日 広島平和記念公園に行き平和記念資料館の見学後 尾道の千光寺公園を散策した時の写真などを掲載する。最後の宿泊地広島では 夜は市内のお好み焼きを食べに行ったり、翌朝は出発がちょっと遅かったりして ゆっくり過ごす事が出来た。


海に浮かぶ厳島神社の大鳥居

フェリーで宮島に向かうと厳島神社大鳥居が見えてきた。 現在は干潮で鳥居の傍まで歩いていけるようである。本来は厳島神社に参拝するには満潮時 船で大鳥居をくぐり本殿に参拝することのようだ。
  大鳥居

フェリーを降りて厳島神社に向かい大鳥居を望むと、そろそろ潮が満ちてきたようである。鳥居に触りに行きたい気もしたがガイドさんが参拝口の方に案内するので従う。 
厳島神社参拝口

そうか厳島神社は世界文化遺産でもあった。
厳島神社での結婚式

世界文化遺産の神社で結婚式を挙げれるのは ここしかないであろう、幸せなカップルである。
回廊

厳島神社の回廊は長さ約275m、幅4mあり、高潮の時のために床板の間には隙間が設けられている造りになっている。高潮時には床下あたりまで海水が浸水してくるようだ。


本殿前平舞台より大鳥居を望む

大鳥居に目が奪われて後ろの本殿を撮るのを忘れてしまった。
回廊と五重塔

五重塔は時間があれば後で行ってみることにする。
  能舞台

国内で唯一の海に浮かぶ能舞台。重要文化財である。
大願寺の九本松

近くにある大願寺に寄る。大願寺は日本三大弁才天としても有名。この松は一説によると、明治時代伊藤博文公が島をたびたび訪れてその折植えたものと言われる。
大鳥居

清盛神社に行こうとすると、一緒のバスツアーの人が潮が満ちてくるから大鳥居に早く行った方が良いと言うので 慌てて大鳥居に行く。確かにもう鳥居の傍までは行けないが水に濡れず近くまで何とか行けた。この大鳥居は木造としては日本一の高さ(約16m)。奈良の春日大社、敦賀の気比神社の鳥居とともに日本三大鳥居に数えられる。現在のものは平清盛の造営時から8代目と言われる。
大鳥居

潮がどんどん満ちてきた、足を濡らさないで戻るには後数分しかないようである。鳥居の先に白い建物が見えるが、教会であろうかとガイドさんに尋ねると宗教団体の建物らしい、本殿から見ると鳥居のちょうど真ん中に見えるような位置を選んで建てたようだ。
清盛神社

厳島神社や大鳥居の建立には平清盛が大いに貢献したので 島の人々により昭和29年に清盛を祭神として創建された新しい神社である。平清盛のTV放送によって人気が出たが意外にこじんまりしているので来た人はびっくりするそうだ。 
大鳥居

潮がかなり満ちて来て人も近づけなくなったようだ。
  五重塔

高台にある五重塔に行ってみる。和様漢様の2様式を組み合わせた独創的な特徴を持つ高さ27mの塔である。
  宮島の鹿

奈良の鹿に比べるとあまりずうずうしくないように思った。鹿を見て娘がペットホテルに預けている我が家のワンコを心配しだした。実は子犬の頃一週間程預けたら家に帰りたくてケージに毎日鼻をこすりつけていたのか鼻を真っ赤に擦り剥いているのを見て、家族で2日以上長く預けるのは止めようと言う事になった。旅行の時は誰かが残ることになっていたのだが、今回はもう8歳になったので試してみたのだった。行き帰りの時間の関係で6日間のお泊りである。 今回は幸いペットホテルから戻ってきたら鼻は擦り剥いてはいなかった。形相が少し変だったが1日ぐらいで もとのやんちゃ犬に戻ったのでめでたしめでたし。
   お客さん?

フェリー発着所に戻る途中レストランの前に鹿が待っていた。食べ物をおねだりしようとしているようだ。
フェリーで市内に戻ると 今日宿泊するホテルに帰る前に、広島駅近くのお好み焼きばかり何店舗も入っているビルで 好きな所で夕食をすることになった。広島はお好み焼きで有名だが、自分はもんじゃやお好み焼きはどうも苦手だ。
釣り禁止

翌朝 朝食後ホテルの周りを散策する。釣り禁止の所で釣りをしている人たちが結構いた。
ホテルより広島湾を望む

今日は9時過ぎの出発でちょっと余裕がある。
原爆ドーム

平和記念公園より原爆ドームを望む。バスで来る途中ガイドさんが資料館にも展示されている原爆で亡くなった少女の話をしてみんなの涙を誘った。実に話すのが旨いし過去の歴史から現代の話題まで博学博識である。道中時々スマホで話した年代や事件をチェックすることがあるのだが全て正しい。何度もツアーに来ている同じバスの乗客の人に聞くと これ程博学博識なガイドさんは今まで会ったことがないと言っていた。
原爆の子の像

原爆による白血病と闘いながら、回復を祈って千羽鶴を折り続けた佐々木禎子さんの像。原爆で亡くなった子供達のために建てられた。
慰霊塔より原爆ドームを望む

原爆死没者26万人以上の名簿が納められている。平和記念館を見学する。終戦間際の米ソの2大国の戦後を見据えたパワーゲームで原爆投下がなされたとしたら何とも遣る瀬無い。
尾道全景と瀬戸内海

尾道のホテルでアナゴ膳の昼食を取る。かなりのボリュームだったが、同じツアーに一人で参加している同年代の男性が食後これから尾道ラーメンを食べてくると言って早々に出掛けて行った。ツアーには食事と飲むために参加していると言っていた。そんなに美味しいのかと帰り空港で尾道ラーメンを買って帰ったが、スープがこくがありなかなか美味しかった。 昼食後、千光寺公園を散策する。散策といってもトレッキングコースみたいな所で、途中で引き返す人もいた。
文学のこみち

千光寺まで行く途中 林芙美子や志賀直哉など尾道に縁のある詩人、作家などの文を岩に彫って置いてある。
三十三観音堂の百八煩悩滅除大念珠

数珠球のようなものが繋がれておりそれを一つずつ旨くまわし滑車から落とさないように一周させて祈願する。一つずつ玉が落ちカチカチと音がする。
サル山に建つ塔

バス停に戻る途中瀬戸内海方面を見ると塔が見えた。ガイドマップを見るとサル山と書いてあるのでサルが使う塔であろうか?

これから最後の観光地 倉敷に向かう。


To be continued

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