

Bernie and Art Production, since1969
Takanano Factory Jun Takana
Tsukushino, Machida, Tokyo


まちなかアートコレクション
Art Collection in Town






いつものあそび
Les objets d’usage quotidien






06/05, 2025 更新 >> past articles 以前の記事
気温差が劇しい日々です、
体調いかがでしょうか?
小雨上がりの夕方、
そば処「もち月」で
呑んでます


焼きみそとだし巻き玉子に、焼酎と
酒…、そして少し肌寒かったので青
ねぎそばにした。値上がりして千円


『婦人画報』7月号を眺めつつ。

写真手前は、『婦人画報』1961年4
月号表紙(撮影=中村立行、モデル
=森島亜紀)。ちなみに右上の半パ
ンのモデルは芳村真里さん(1958年
7月号)。ディレクションを務めた
マダム・マサコの特集記事でした。
個性的な題字は、洋画家の佐野繁次
郎(1900 - 1987)の手によるもの


コンクリート打ちっ放しのモダン
な建物、テーブル上以外は洋風の
そば屋です(この写真家人撮影)
●●●
帰って調べてみたら、画家・
佐野繁次郎は、パピリオ化粧
品の重役としても活躍し、パ
ッケージデザインも手掛けた
そうだ、知らなかった
→ 佐野繁次郎:Wikipedia
また、デザイナーとして多く
の書籍の装丁も手がけている



→ 佐野繁次郎装幀集成
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一徹を通す蕎麦屋
の夏暖簾(内藤洪基)
【 06/04, 2025 】
『森山大道/セイヤー・ゴメス
Hellooooo 』展をのぞく
@タカ・イシイギャラリー京橋
(5/31で会期終了)
ハイパーリアリズムで描かれた
ロサンゼルスの風景は、写真を
超えてその風景の「実情」を抉
り出しているように思える…





下は、森山大道の写真



上写真すべて当方撮影 2025/05/21
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仁丹の看板健在植田中
(高澤良一)
お辞儀する工事の看板
街薄暑(田村百合江)
【 06/03, 2025 】
《 カメラ不要の 撮 "影" 》
東京都写真美術館開館30周年
記念『鷹野隆大 カスババ ー
この日常を生きのびるために
ー』をのぞく(〜6/08)
好きな作家ではないが、シル
バー無料の日だったので観た
タイトルの〈カスババ〉とは
作家による造語で、カスのよ
うなバ・場の複数形だそうだ




《 2023.03.24. 》
〈CVD19〉シリーズより 2023年

コロナ禍、人々が触れ合うことを制
限された状況で制作されたシリーズ。
ゴム手袋をつけた手は、すでに記憶
が薄れつつある、当時の記録でもあ
る。一連の手の動きはカメラを使わ
ず、スキャナーで撮影されている。
(美術館の解説より)


《 2021.04.11. Ps.#03 》
〈Sun Light Project〉シリーズより



ソルトプリントとも呼ばれる19世紀
の写真発明当時の技法(塩化銀紙と
も)を用い制作されているシリーズ
。人工光ではなく自然光、つまり太
陽光で感光させることで、より自然
に近い状態での影の採取を試みた。
(美術館の解説より)

これぞ撮「影」なのですね… はい


来場者の影がモニターに映るという
インスタレーション。データは記録
されいずれ作品化されるのだろうか
?(映っているのは私の影ですぅ)

上写真すべて当方撮影 2025/05/21
◎きょうのおまけ:



会場でのアクシデンタルショット
カスババならぬ ババカスだ!
展示作品として十分に成立(笑)
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六月風墓のうしろも
影はなし(大野林火)
【 06/02, 2025 】
いよいよ
選挙の季節です


東京都議会選挙 投票日6月22日

1〜13枠はフツーに並んでいるが
(13枠の左は 期日前投票の告知)
14枠から先の並びが ミョ〜だ


5〜13枠がダブっている、17〜20
および 33〜36枠が見当たらない…
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だれかじゃない あなたが
未来を変えていく
(令和6年度福井県明るい選挙啓発
標語入賞作:勝山市 長谷川優さん)
【 06/01, 2025 】
《 音を観る 》
ドイツ人アーティスト、グレゴ
ール・ヒルデブラントの個展「
…それでも4月に桜は咲く」を
のぞく(@ペロタン東京・六本
木 〜6/21)
カセットテープやレコードを素
材にした作品で、そこに録音さ
れている音がタイトルに反映さ
れているとのこと


《 Marion Davies cassette shelf 》2025
Ink jet print, plastic cases, inlays in
wooden case 159.5 × 111.5 × 9cm




《 Gene Tierney cassette shelf 》2025
Ink jet print, plastic cases, inlays in
wooden case 104 × 75.5 × 9cm


《 Redukt 》2024
Compression-molded records, plinth
174 × 30 × 30cm



《 Bonjour Monsieur Grzegorzki 》2025
Compression-molded records, metal bar,
marble, plinth 171 × 31 × 31cm

作家自身のレコードレーベルから過
去に出したレコードを重ねて圧縮・
成形した円柱型作品。ミッソーニの
バスローブの色と模様にインスピレ
ーションを得ているそうだ。
(カラフルな)ケバブのようだ!


《 The end of the A-side is the Beginn
ing of the B-side 》2025
Leader tape, acrylic on canvas, wooden
frame 49.5 × 49.5cm

カセットテープの赤いリーダー部分
で覆われた作品(赤いリーダーテー
プは希少)。赤いテープは音楽が始
まる前の静寂を象徴しているそうだ


ギャラリー外から観賞(観象)、
エスカレーターが作品を支えて
いるようにも見えて愉快

(上写真全て当方撮影 2025/05/21)
●●●
とまれ、ペロタン東京のサイト
をご覧ください。わざわざ出か
けなくてもよいほどに丁寧にガ
イドしてくれます ★★
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カセットテープきやらきやら
軋み猫の恋(石浜西夏)
EBC Live News きょうの俳句より
【 05/31, 2025 】
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ドイツのアーティスト、アンド
レアス・スロミンスキーの個展
「TRAPS AND」をのぞく
(@WAKO WORKS OF ART
六本木 〜5/31)
商業用のガレージドアのパーツ
で構成された作品で、その仕掛
けの美?を味わうというもの。
こういうの大好物です、はい。



実際の製品の一部なのか、それ風に
デザインされたものなのかは不明。
ドアを開ける手順をつい目で追って
しまうのでありました


ギャラリーのウインドー越しにみる

六本木ヒルズなどのバブリーな景色
が映り込んでさらに幻影度が高まる


バネとレールというガレージドアの
機能的エッセンスを抽出したかのよ
うな細長い形状はスロミンスキー作
品に特徴的なある種のユーモアを携
えつつ、平面的なドアの形状と明確
な対比を生み出しています。
(ギャラリーの解説より)
●●●
この細長い形状を、すぐ近くの
ギャラリーでも見た。なんだか
フォークアートの雰囲気がした
↓↓↓

リスボン生まれのアーティスト
レオノール・アントゥネスの個
展「strips, trunks, trees and dots」
をのぞく(@タカ・イシイギャ
ラリー六本木 〜5/31)
ノエミ・レーモンドと上野リチ
・リックスという日本と深いつ
ながりを持つ2人のデザイナー
を参照したアントゥネス(b.19
72)の彫刻作品


2人のデザイナーたちによって生み
出された建築、家具、テキスタイル
のパターンを複合的に重ね合わせ、
参照した作品。20世紀にそれぞれの
分野で活躍した女性たちがアントゥ
ネスによって結びとめられ、過去と
現在をつなぐコラボレーションが生
まれます。(ギャラリーの解説より)


展示スペース全体を占めるリノリウ
ムの床は、ノエミのテキスタイルデ
ザインを参考にしたパターンで再構
成されています。そのスケールによ
ってスペース内に新鮮な介入をもた
らしながら、インテリアの装飾に日
常的に使用される素材を用いること
で、新たな身体的体験を生み出しま
す。(ギャラリーの解説より)

(上写真全て当方撮影 2025/05/21)
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金借りに鉄扉重しや
夏至の雨(角川源義)
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