てくてく 長崎
「1月の連休、休みになったよ」ってダンナが言ったので、じゃーどっか行こう!どこ行こう??
去年は年末に角館に行ったけど、今年は暖かい南の方がいいな。
そーだ、長崎ちゃんぽん!! ・・・というわけで、長崎に行くことにしました(単純)

ダンナが仕事のため、17:45羽田発の飛行機で長崎へ。
ひさしぶりの飛行機に、ダンナはうきうき。この人は本当に30歳でしょうかね?って思うほどのはしゃぎっぷりでございました。

長崎空港に着いたら、市内へ向かうバスに乗ります。バスの運転手さんが親切に教えてくださいました。
自動券売機まで来てくれて、「これね!」ってちゃんとボタンまで押してくれました。
あ、ありがとう!
長崎お得情報 その1::空港=市内間のバスチケットは往復で買うとお得です。(片道:800円、往復:1200円!)

今回泊まったホテルは、「長崎プリンスホテル」とってもおしゃれで広々したお部屋でした。
とりあえずお腹が空いたので、チェックインして荷物を置いて、すぐまた外へ。
長崎駅周辺をあてもなく探して・・カウンターだけのちゃんぽん屋さんへ。
ちゃんぽんもおいしかったけど、いっしょに頼んだ餃子がすごくおいしかったです。
それにしても、なんでちゃんぽんて必ずピンクのかまぼこが入ってるの?このお店のは黄緑のも入ってたよ?

次の日、ホテルで朝ご飯を食べて、まずは長崎駅にある観光案内所へ。
ここで、「長崎観光パスポート」というのを1500円で買いました。
長崎お得情報 その2::このパスポート、チンチン電車が一日乗り放題で、7つの観光施設を自由に回れます。
このパスポートは12月から3月いっぱいの冬の間だけみたいですけどね。とてもお得でしたよ!

長崎駅からチンチン電車に乗って、東山手・南山手方面へ。
石橋という駅で降りて、てくてく。南山手レストハウスから長崎市内を眺め、グラバー園へ。
八百屋さんでみかんが10個ぐらい入って100円で売っていました。
みかん大好きなダンナはさっそく購入。
歩きながらみかんをむしゃむしゃ。
南山手レストハウスの中で、のんびりみかんをぱくぱく。
←グラバー園でもみかん。
↓やっぱりみかん、ぶらさげてます。
長崎の洋館は、瓦屋根の洋風の建物が多かったなぁ。
一見ミスマッチでおもしろい。
グラバー邸の屋根も、洋風建築と瓦屋根の組み合わせがステキ。

グラバー園内の石畳にある、ハートストーン↑
見つけると、恋の願いが叶うかも?だって。そういえば久しく恋なんてしてないねぇ・・。
←「DUTCH SLOPE」ってこの石には書いてあったけど、
.「オランダ坂」の方が私は好きだなぁ。
オランダ坂を登ったところにいたネコちゃん。
「かわいいなー、おまえ」ってなでなでするダンナ。
大浦天主堂のステンドグラスが、
とっても素朴でかわいかった。
そろそろお昼の時間、ということでちゃんぽんの元祖、四海楼へ。
昨日ちゃんぽんは食べたので、今日は皿うどんをいただきました。
カリカリ細麺のと、やわらかい太麺。
どちらも味が違うし、すごく深みのある味で、とてもおいしかったです。
ここの皿うどんにもやっぱりピンクのかまぼこが入ってました。やっぱり必須アイテムなのかな。
お腹がいっぱいになって、今度は孔子廟へてくてく。
孔子廟のすぐ隣にあったこの教会。なんとも洗練されたデザインで、すてきでした。
「長崎教会」って書いてありました。

孔子廟の中にある、中国歴代博物館、これがすばらしかったです。
中国の精密な美術品の数々に目を奪われました。
ダンナは中国の歴史小説が大好きで、よく読むので、中国の武器に大変詳しかったです。
「これはね、○○って武器でね・・」とウンチクが始まってしまいました・・。
でも、ダンナが一番興味を示していたのは、博物館の売店に売っていた、
ブルース・リーの携帯ストラップでしたが。
賢人たちの石像・・だけどこわい。
一人だけこっちを向いてる・・
中国の音楽が流れてて、
すごい異国の雰囲気。
中国の狛犬?
なんかかわいい。
今度は思案橋方面へ向かいました。
途中に寄った、唐人屋敷跡。
中はなーんにもなかったけど、ちっちゃくてかわいい建物でした。
そしてここにもネコちゃんがおりました。なでなでしようとしたら、逃げられちゃったけどね。
今回の旅で、一番見てみたいなぁと思っていたのが、
この眼鏡橋でした。
ほんとにまー、見事に眼鏡になってました!

川沿いの道をてくてく歩いていて、ダンナの妙な習性を発見。
川があったり橋があったりすると、必ず覗くんです。
川を覗いて魚を探すのが好きなんだって。
もちろん眼鏡橋でも覗いていました。
そんなに何度も何度も覗くことないじゃないの。
なんだか無性に突き落としたくなるんですけど・・。
最後に出島の資料館に行きました。
閉館間際に駆け込んだのですが、大変興味深かったです。
狭い狭い出島で生活するってどんなんだろう。

この当時の出島を復元する計画があるそうです。
出島エリアのあちこちで工事をしていました。
そしたら出島での生活の様子を、よりリアルに体験できそうですね。
楽しみだなぁ。
長崎って、船の街なんだね。大きな船や造船所がたくさん見えました。
そういえば子供の頃、鉄鋼会社に勤める父がよく長崎出張に行っていました。
当時の私は、長崎ってどんなところだろうとか、全く考えることなく、
ただ福砂屋のカステラを買ってきてもらうのがうれしかった。
あの、カステラの下のところに、じゃりっとざらめが入ってるのね。
うまいんだな、これが。
今思うと、父は造船関連の仕事で、長崎に来てたんだなぁって思いました。
そういえば父の書斎には、でっかいタンカーの写真が飾ってあったっけね。
この船を造る鉄は、お父さんが勤めてる会社で作ってたんだなぁ・・。

宝石をぶちまけたようにきれいな夜景を、帰りの飛行機の中で眺めながら
そんなことをぼーーっと考えていました。

意外に身近だったことがわかった長崎、今回の旅はとても充実していて、
大満足でした!
帰ってから食べたカステラもうまかったなぁ。
今度はもうちょっと長めの旅にして、五島列島まで足をのばしたいです。

(また)私信:だんなさん、休み取ってね!じゃないと友達と行っちゃうからね!

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