Mexico vol.2
メキシコ国立人類博物館は、ホテルからそう遠くはありませんでした。
でもね、メキシコは大きい国だ!と改めて思いました。
道路の幅の広いこと!車線の多いこと!1ブロックの遠いこと!
メキシコの人って小柄な人がとても多いのに、
しかもこの空気の薄い中、なんであんなに長い横断歩道を渡れるんだろう??

←大通りには途中途中に彫刻があったりして、すごく整備された街並みでした。

メキシコ国立人類博物館に到着。
日曜日は入場料無料ってガイドブックに書いてあったけれど、
それはメキシコ人だけで、「キミタチはちゃんとチケットを買いなさい」言われてしまいました。
東南アジアでは通用する顔だけど、メキシコ人のふりはちょっとむりでした。

入ってびっくり!メキシコにある歴史的な遺物のほとんどが集められ、
整然と展示されていました。
もう見るのが大変で、頭がパンクしないように休み休み回りました。

博物館には地元の高校生たちも来ていました。
何度も彼らに「どこからきたのか?何歳か?仕事はなんだ?」と聞かれるので、
「なんでそんなこと聞くの?」と聞いたら、
外国人に英語で話しかけてコミュニケーションの練習をしてるんだそうです。
ちょっと照れながら一生懸命英語をしゃべる姿がかわいかったなぁ。
私のつたない英語で練習になったんだろうか・・?
私もお返しに「ムーチョ グスト!(初めまして。こんにちは)」って言いました。
でもそれしか覚えてないから、会話はそこで終わっちゃうんだけどね。
このでっかい頭、実物を見れて感激。
意外とぜっぺき頭でした。
マヤ文字のレリーフ 一番気になりました・・
博物館の前の広場ではマーケットが開かれていました。
日本の縁日みたい。
カラフルな綿飴、ざく切りフルーツ、がらくたおもちゃ、そしてタコス。
お店の人はみんな「シンコ ぺそぉーーす!」と叫んでる。
シンコ ペソス とは、5ペソって意味だとMさんが教えてくれました。
ぬ?ってことはみーーんな5ペソなの?安いねぇ

私たちもざく切りマンゴー、パイナップル、スイカを買いました。やっぱり5ペソ。
「ライムかける?チリかける?塩かける?」って言われたので、
ライムだけ絞ってもらいました。
夜ご飯を食べにてくてく出かけました。
ガイドブックに載っていたお店を覗いてみると、人が入ってない。アヤシイ。
そのすぐ近くのお店はカウンターしかなかったけど、地元の人で混み合っていました。

おそるおそる注文しようとすると、すぐそばにいた家族連れの人が、
「息子が英語しゃべれるから」と言ってくれたり、
自分たちが頼んだものをお味見させてくれたりしました。
そこで私たちも彼らと同じ、メキシコサンドイッチ トルタを注文。
おいしかった!!親切な家族さんは私たちが「うまい!」ってほおばるのを見届けて、
よかったよかった、といいながら帰っていきました。ありがとう!
ただね、かなり量が多かったので半分はお持ち帰りにしてもらいました。
ホテルに帰って見てみると、辛いピクルスが入ったものと、そうでないものと
ちゃーんとわかるように袋に書いておいてくれたんです。
すごい忙しそうだったのに、こういうちゃんとした仕事をできるおっちゃんてすばらしい!
次の日、民芸品が多く売っているというCiudadelaマーケットへ。
ここでblogにも載せているegg standを買いました。
ほかにも民族衣装やら、陶器やらの小さなお店がいっぱいでした。
「これからまたカンクンへ移動するから、カンクンで買えばいいか・・」
と思ってあまり買わなかったのだけど、これは失敗でした。
カンクンよりこっちの方が断然安いし、品数も豊富でした。

ここで私は急におなかが痛くなり(昨日のフルーツだ・・)、トイレへ。
2ペソ払ってトイレットペーパーをもらい、中へ入ると、
ちょっとまて!便座のあるトイレが1つもない。
確かにメキシコシティーに来てから便座率がかなり低いと感じてはいたのですが
0%ととは・・・。
個室に入り、おなかの痛みと闘いながら、ど・どうするか?しばし悩みましたが、
太ももをぷるぷるさせながら腰を浮かせてどうにかコトをすませました。
メキシコの方々もみんな太ももぷるぷるさせてしてるのかなぁ??


メキシコへ来たのにまだタコスを食べてない!ってことで屋台でタコスを食べました。
1個6ペソだから、2個で12ペソ。
でも私たちは10ペソとあとは大きなお金しか持ってなくて、おっちゃんもおつりがなかった。
そしたら、「いいよ10ペソで」と言ってくれました。
申し訳ない。でもありがとう!すごいおいしかったよー!!
メキシコシティを後にして、カンクンへ  


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