思いつき、 神戸。
・・・2日目・・・
次の日、朝ご飯を食べに、まずはドトールへ。
私はレタスドッグとカフェ・オレのLサイズを注文。
すると母もレタスドッグ。伯母さんもレタスドッグ(笑)
朝ご飯をむしゃむしゃ食べながら、今日のルートの相談。

まだお店も開いていないだろうから、まずは旧居留地のほうへてくてく歩いてみることにしました。
すると、ルミナリエの場所に偶然行き着いてしまいました。
昨日見た感動は全くなかったけれど、これはこれで面白い。
どうやってイルミネーションが作られているんだろう、とか
あー、ここに発電機があったんだ、とかね。
ほんとに、ふつーーの通りに作られていたのね。
それがイルミネーションと、音楽で別世界になってしまうんだもんなぁ。
なんか不思議な感じ。
←旧居留地38番館を撮影する伯母さんを
「なんでこんなの撮ってんだ?」と不思議そうに見る人。
神戸の人には普通でも、私たちにとっては面白いもの。

やっぱり居留地の建物の作りは西洋風だね。
それをそのまま、直しながら使っているのがすばらしい。
「神戸へ来たからには見ておきたい」と母が言うので、
神戸港震災メモリアルパークへ。

阪神淡路大震災の時、私の父は単身赴任で神戸にいました。
ちょうどそのとき、私は受験勉強中でした。
予備校の自習室で勉強していると、号外をもった学生が。
「神戸で大地震、死者数百人」
その見出しを見て、シャーペンを握る手が震えたのを今でも覚えています。
すぐに家に電話をいれましたが、誰も出ない。
隣のおばあちゃんに電話をすると、「大丈夫、無事だ」と。
それでやっとほっとしたのでした。

地震で傾いてしまった岸壁が、波に洗われて、そこに藻が生えていました。
あのときからそれだけ時間が過ぎたってことね。
しばらく、ぼーーっと海に沈んでしまった階段を眺めてしまいました。
中華街の何気なく入ったお店でランチを。
最初、だーれもお客さんがいなくて、かなり不安になったけど、
お店のドアを一度開けてしまったので、「まぁいいや」と入りました。
お店の名前は忘れてしまったけれど、
酢豚と、牛肉の炒め物と、カニあんかけの3種類のおかずがどっさりの
とってもおいしいランチを1000円でいただくことができました。

そのあと、高架下商店街をぶらぶら。
なんか下北にあるようなレトロなお店がいっぱい。
おもしろいね。
こういうところに来ると、ごちゃごちゃした小物をいっぱい買いたくなる!
暗くなってから、また北野の方へてくてく。
するとイルミネーションに飾られた北野の街を見ることが出来ました。

夜ご飯は、せっかくだから、神戸牛!
ふと覗いたお肉屋さんの壁に、レストランもやってます、という張り紙が。
お肉屋さんがやっているレストランなら間違いない、とそこへ行ってみることにしました。

やっぱり間違いなかったです。
ガイドブックにも載っていなかったけど、こじんまりして落ち着いたお店でした。
お肉はやっぱり、やわらかくておいしかった!
次の日仕事なので、カリカリガーリックを食べれなかったのが残念!

神戸牛のお店にはだいたい、ヘレって書いてありました。
ステーキの本場では、フィレでなくて、ヘレなのね。
ヘレの方が、なんか親しみやすい感じがするね。
三宮駅から新神戸までの電車は、女性専用車両に乗りました。
東京の電車にも、女性専用車両がある路線はあるけれど、
私はあまり乗ったことがないので、ちょっとおもしろい。
知らずに男性が乗っちゃって、は!っと気づいて、
恥ずかしそーに車両を移っていくのを見るのがまたおもしろい。
男性にしてみれば、迷惑なのかもしれないけれど。

←女性専用車両に乗って、やっぱりちょっと楽しそうな伯母さん
新神戸の駅に着くと、ここでもルミナリエを見ることができました。
現像した写真を見て、気づいたのだけど、
すぐ下に止まっている車にもルミナリエが写ってて、とてもきれい!
やっぱりルミナリエの時期に神戸に来てよかったなぁ。

ふとした思いつきで来ちゃった神戸。
意外ながっかりがあったり、思わず「うわーー!!」って言っちゃうぐらい
美しいルミナリエが見れたり、と、とても盛りだくさんの旅行でした。
早朝の新幹線で行って、遅くの新幹線で帰ってきたからかな、
とても1泊2日とは思えないぐらい、充実しておりました。

また、思いついちゃったら、お母さん、伯母ちゃん、また行きましょう!
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