中原区市民健康の森第2期整備工事概要
WG @平成13年12月26日 18:30〜 中原区役所5階会議室
A平成14年 1月12日 11:00〜 現地調査・井田病院会議室
B平成14年 2月26日 18:30〜 中原区役所5階会議室
地域説明会 平成14年3月16日(土)9:30〜 井田病院会議室
上記のWG、説明会を経て、以下の内容にまとまりました。
1.散策路(丸太階段)について
・ルートは上の池の現階段から入り、右手の尾根筋を経由して、どんぐり広場入り口近くとす
る。途中に踊り場を設ける。マンションからの視界は避ける配慮を考慮。
・階段設置については、昨年の池づくりのように、工事業者の指導のもとで、部分的に
育てる会が設置する。
2.どんぐり広場について
・予算の範囲内で、目には触れないように、完全ではないがガラを撤去する。
コンクリートガラの撤去した後、土をいれて現況のグランドレベルにあわせる。
・南東側の急斜面側のフェンスは費用節減も考慮して現状通りとする。出入り口のトビラには
現行どおり、カギをつけて、管理の時のみ、人が入れるようにする。
カギ(共通カギ)は育てる会でも管理する。
・北西部、池側の斜面の木柵は、安全面を考慮して1.0mくらいとする。
また、上に人が乗っかったりしないよう、上端部を工夫する。
・シンボルツリーについては、新しく苗木を植えるというわけではなく、頂上部に生育する既存
の樹木群落(クヌギ、コナラ、シラカシ)をシンボルとして位置づける。
・「あえて周遊路は設けず,自由に散策してもらおう」の趣旨で、真ん中のシンボルとして位置
付けた場所を丸太で囲う程度とする。
・マンションとの境にあるフェンスの外側にあるゴミ箱は撤去する。現在、未使用。
・自然観察板を設ける。雨よけを設け、掲示物を貼ることは可能とする。
3.チョウの草原について
・斜面に木製法枠をして植栽する。4ケ所を設けることが可能かどうかは検討する。
・草種については、市場性を踏まえて、育てる会からの提案をベースとする。
4.ベンチについて
・設置場所は、どんぐり広場北西の開けたところに2基、南側斜面の手前、シラカシの
緑陰に2基設置する。形は第1期工事と同様なものとする。
5.案内看板について
・入口にある既存の看板については残すものとし、簡単な雨よけを設ける。
今までどおり、掲示物を貼ることは可能。
・入口のスロープを下りた園路の開始部分に案内看板を設置する。
・無記入の樹名板/草花名板(2種類)を用意し、会の活動の中で設置、取り付ける。
6.入り口部分の整備について
・バス停の裏の部分の斜面を補強する。
・車止めを改めて設置し直す。介助ありの車椅子は通行可能とする。
7.第1期工事の補修について
1)上流部の山側の斜面(民家跡)
・ヨモギを植えたところから崖にかけては、粗朶等で土留め、補修する。
材料は公園事務所で用意し、会の方でも作業を行う(3/30の予定)。
・ガラス片他のガラを撤去する。また,低木を植栽し階段から入りにくくする。
2)小川上流部の崩れ、浸食防止
・小川も崩れている部分を丸太で押さえる。1)と同様、事務所と会の共同作業。
・水質浄化については、炭を提供する。小川上流部に自然石等を入れることを検討する。
3)入り口広場関連
・水道は道路側に移設し、高さを低くする。
・コンクリート落差の山側の斜面は、土留めを設置しリュウノヒゲを植栽する。
・芝生については、畑に接する柵に泥止めを設置する。
・芝生に関しては止めるために張ったもので、今後、芝生広場として残すかどうかは会の中で
決めていく必要がある。
・クワガタの森への入り口部(小川のコンクリート落差付近)の柵を延長し、人が入り
にくくなるようにする。管理のための扉を設置し、カギをつける。カギは育てる会で管理する。
4)その他
・枯れた樹木については、3月中に植えかえる(1年間の枯れ保証)。
・池の水位を上げるよう、堰板を高くする。また、鳥対策の土管を池に入れる。
・池の水生植物は追加する。
・クワガタの森の民家との境への目隠し植樹は、あまり人が入らない状況になったので当面不
要とする。
8.工事時期等について
・一期工事の補修工事は3月から4月にかけて実施予定。
3月30日に事務所で材料を用意し、土留め、小川の浸食止め、植栽等の共同作業を行う。
・下水工事が完了する5月をめどに業者を決めて、6?7月頃から工事を始める予定。
工期と、育てる会との共同作業/ワークショップの時期はなるべく調整する。
・軽易なものは材料を支給し,作業は育てる会で行えるようにする。
・2期工事の図面/イメージ図を3月30日に配布できるよう事務所で用意する。
以上
|