pweb user's manual

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名前

pweb - perl based web authering system

使い方


pweb input.file > output.file

説明

pweb とは、HTML などのフォーマットを行なうためのテキスト整形システムである。 pweb 用のコマンドを埋め込んだテキストファイルを読み込み、

を行う。本体は汎用に作ってあって、HTML文書用の定義ファイルを別に用 意して使うようになっている。


コマンド

コマンドとは

行の一番最初の文字が、 "-" (ハイフン)で始まっていると、 pweb はそれを、コマンドと認識する。

includeコマンド


 -include=ファイル名

とすると、その場所に、指定した名前のファイルが読み込まれ、処理の対象となる。

defineコマンド


 -define=変数名

 変数の内容

とすると、それ以降は

 -変数名

と書いた行が、変数の内容で置き換わる。

macroコマンド


 -macro=マクロ名

 マクロの記述

とすると、それ以降は

 -マクロ名=パラメータ

でマクロを実行することができる。

マクロは perl で記述する。(pweb 処理中に eval() で実行される)
マクロ中では、$_ でマクロの次の行にアクセスできる。これを変更すると、実際に 次の行が変わる。
また、$cmd_parm でマクロに与えられたパラメータにアクセスできる。

例: はさみこむ(パラメータつき)タグ


 -macro=tag

 s|^|<$cmd_parm>|; $cmd_parm =~ s|[ ].*||; s|$||;

使い方

 -tag=font color="#ff0000" size=+2

 びっくり!!

とすると、
びっくり!!
となる。


コメント

行の一番最初の文字が、";" (セミコロン)で始まっていると、 pweb はその行をコメントをして、読み飛ばす。


ファイル