にこにことは、NIKコード漢字入力方式と,かな・記号入力などを統合した 日本語入力用のソフトウェアです。
NIKコード漢字入力の考案者の戸水氏が開発した PC-9800シリーズ用と、NEmacs/Mule用があります。
また、他の方によるソフトウェアもあります。
NIKは「日本語一意入力漢字入力」の略だそうです。
※elisp版には、「々」など 上記の表にはない文字も含まれています。
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NIKコード日本語入力方式と、風の超多段シフト漢字鍵盤方式を合体すると、かなりいい感じの漢直系日本語入力ができるのではないかと思って、試行錯誤を始めています。
合体というのは、漢字鍵盤をシフトさせるキーに、風では漢字の読みを使っているところをNIKコードを使うということを指しています。
一つの漢字に使われるNIK漢字部品ひとつひとつを全て別の「読み」として風辞書に登録しようとすると、例えばNIKコードで最もよく出て来る「一」という部品は 1,021個の漢字で使用されているため重なり過ぎて現実的ではありません。
そこで、読みの中で隣り合う2つの部品をペアで「読み」としました。
Cakeの技術・知識では、WindowsやX11用の日本語入力ソフトを開発することは当面難しいので(穏当な表現)、 MGL2用の 戯音氏の手になる風式インプットメソッド imkaze に対するパッチキットしか試作できていません。
手元で試作辞書の使い勝手をテストする程度には使えるのですが、だれでも試せるというわけではありませんし、まあないよりましという程度のものでしょう。
今後辞書の作成方法について、あるいは実装について進展があればここに追加している予定です。