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ま日記

─── 2002年07月 ───
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2002年7月13日 (土)

♪ 多忙

洗礼を受けてから8年目に入った。

振り返れば、「知らないうちに背が伸びてた」みたいな、そんな感じ。



日記は書けないけど、多忙を極めているというだけで、私も家族もみんな元気。



こないだ、我が家に母が来て、台所で料理をしてくれていたのだが、ふと、今と

んでもないことを想像してしまった、というような顔でこっちを見ながらこう言

った。



「ねえ、あんた、まさか・・・・4人目産もうなんて、考えてないでしょうね」



私も一応クリスチャンのはしくれ、うそはなるべくつきたくないので、



「あはは・・・・4人目!」



と、笑顔でお茶を濁していると、



「お願いだから3人にしといてよね。結局こうやって、おかあさんのところにし

わ寄せが来るんだから。あんたが倒れちゃったらうちだって困るから、おかあさ

んだって見るに見かねて手伝ってるけど、4人なんて・・・・。絶交したくなる

わ」



と言われた。



まあ、母がそういうのも仕方ないと思うくらい、今の私の生活は、掃除洗濯炊事

その他に追われている。要領が悪いのかなんなのか、やってもやっても本当にき

りがないのだ。3時です、わざわざ豆から挽いたコーヒーをきれいなカップにつ

ぎました、というようなときでも、気がつくとそのカップを片手に持ったまま席

を立ち、あれやこれやと用事を片づけている始末。ああ、落ち着かない。



でも、これこそ、傍目には無意味でばかばかしく思えるけれど、自分にとっては

非常に価値ある時間の過ごし方なんだなーと思っている。



続きをもっと書きたいけれど、タイトルの通りなので、読み返さずにここでアッ

プ。


2002年7月16日 (火)

♪ 聖書の話

倫太郎が、ここへ来て急に、聖書に関する質問を熱心にするようになってきた。 それも、なかなか的を射た内容だ。彼の上に、神様がとても強く働いておられる 気がしてならない。

最近のテーマは、「からだ」。 どうも、復活とはどういうことなのか興味があるらしい。

「りんちゃんは、復活するとき、おとなのからだなの、こどものからだなの?」

「てんごくにすむときのからだは、いまとちがうの?」「どうしてちがうの?」

「なんでマリアに、イエスさまは、まださわっちゃいけませんよ、っていったの ?」

私が言葉に詰まって考え込むと、せいしょにかいてあるよね、せいしょどこ、と 言いながら探してきて、私のところに持ってくる。

今日は、皮膚科の待合室にいるとき、4つの福音書の最後の部分をみな音読させ られた。本人曰く

「ヨハネがいちばんくわしかったけど、もっとくわしくかいてあるとこないの。」

それで、家に帰ってからもういちど、人形劇スタイルで墓場の復活のシーンを上 映した。

倫太郎と話していて面白いと思うのは、自分の質問に対して、聖書からきちんと ひもといてほしいと意志表示するところだ。

はじめは、子どもの質問だから、相当にかみ砕いて教えないといけないと私は思 っていた。だけど、どうも、倫太郎自身は、聖書にどう書いてあるのか「そのま ま読んで欲しい」というニーズを持っているみたいだ。

時間がかかるのだけど、そのニーズにいっしょうけんめい応えてやると、長い話 を真剣に聞いていて、必ず「おもしろかった!」「また読んで!」と言うのだ。

なんだか感動する。


2002年7月18日 (木)

♪ Mちゃんへの愚痴メール

>うちのお母さんが、

>愛情をかけてもかけても足りないって

>言われているみたいで困ったって

>昔言ってたけど、

>のこちゃんはまさにそんな心境かなあ・・。



そーよ!!!



今日だって、交通公園に行きたいってせがむから、3時から5時半頃まで何もかも放り出して連れていったのに、帰る道すがらずっと文句ばっかりいってるの。



「もっといっぱい遊びたかった」



「足が痛くてもう歩けない」



「どうして交通公園はこんなに遠いんだ」



「新幹線、3本だけじゃなくてもっと見たかったのに、いじわる」



「暗くないのになんでもう帰るのか」



「なんでもう5時なのか」



「お腹すいた」



「幼稚園バスで帰りたい」



「暑い」



「そういえば、どうして今朝はくるくるパンを作ってくれなかったのか」



「そういえば、どうしてさっきは折り紙でピアノを作ってくれなかったのか」



「そういえば、どうしてゆうべのゼリーはもうないのか」



そりゃあねえ、

一日は24時間で、

ママはひとりしかいないからなんだよーーーー!!!


2002年7月20日 (土)

♪ 怪我

いい天気。

夕方、またまた件の交通公園に行ってきたのだが、園内の川で遊んでいた倫太郎 が、濡れたサンダルでうっかりすべってこけ、額を金属製の階段に打ちつけて切 ってしまった。

泣いて痛がるわりには出血がひどくなかったので、とりあえず乾いた服に着替え させ、軽い気持ちで病院に寄ったら、

「お母さん、これ、ぱっくりいっちゃってるよ。閉じなきゃだめだ」

先生に、手術用のホチキスで思いっきり止められてしまった。衝撃のあまり固ま っていた倫太郎だったが、治療がすんだとたんにパニック泣き。

眠くなりはじめた恵嗣郎と、お腹が減りはじめたまゆこを連れ、なんとか家まで たどり着こうと、おかしい話を一生懸命しゃべりながらベビーカーを押していた ら、今度は

「おほ、おほ、おほ、おほ・・・・やめてー、わらうといたいからぁ」

と不自然に顔をゆがめている。どうやら、笑っても泣いても怒っても、傷がつれ て痛むらしいのだ。

「おほ、おほ、おほ、おほ、・・・・ママ、もう、やだぁ、いたいのにわらっち ゃうぅ」

なるべく顔の力を抜こうと、口をぽっかりあけて目を見開いたまま、よろよろ歩 いていくあわれな倫太郎であった。


以上、4日分です。
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のこちゃん