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UML


目次

  1. 現存する各UMLツール全体(?)に渡る問題点...
  2. UMLそのもの(に対する周囲の誤解?)の問題点...
  3. IIOSS...
  4. Rational Rose...
  5. UMLの関連クラス...
  6. 図と図の関連は?...

現存する各UMLツール全体(?)に渡る問題点

-互換性がない
--UML準拠度
--データファイル互換性
--操作互換性
--見た目雰囲気(UMLで規定されてない細かいところ:関連が縦横線か斜線かとか)互換性
-変な挙動(バグか仕様か?)が改善されてない奴が多いっぽい
-殆どが高価。殆どがプロプラ(なので問題点を自力解決するのも無理)

乱暴な要約:おまえら(>"多くの"UMLツールベンダ)、普及させる気、あるのか?

[[id:907]] 2002-07-31 14:46:02


UMLそのもの(に対する周囲の誤解?)の問題点

-UMLがプログラミング(特にOOP)の「すべて」を表現できるわけでは「ない」ということを理解していないと、はまる。
--UMLだけ描けば、そのまま動くコードが生成できる、という所まではまだ行っていない。
---そのために必要な仕組みのうちの幾つかは、ただいま策定中…。
----動的振る舞いの表現。xUML(Executable UML)。 Action Semantics。
--もしシステムの「完全な」Documentを作ろうとするなら、UMLだけでは情報が不足してしまうことになる。(現状では)他の手段による補完が必要。

[[id:908]] 2002-07-31 15:26:24


IIOSS

UML描きツール。
-http://www.iioss.org/index-j.html
-国産(というべきか)
-自由(GPL)ソフト。 http://www.iioss.org/QA/iioss-j.html#iioss-license
--世間にUMLツールが普及しない理由の一つとして、商用プロプラで高価なものばかりだ、という面も有るはず。
--みんながそうやってチンタラしてる状態ってのは、勿体無いもんね。
---というわけで自由ソフトなUMLツールを作ろうというプロジェクト。「ビジネスオブジェクト関連システム開発事業」
-PureJavaで出来てる。
-モデル検証機能とかの興味深い機能を持っているらしい。
-機能はまだ色々足りない(T_T)。やっぱりみんなで貢献すべきなのか?
--メソッドの引数が未サポートなのは痛い…

[[id:905]] 2002-07-31 13:57:43


Rational Rose

この分野では無く子も黙るはずのRational社のUMLツール。
-の割には結構変な挙動が多い(T_T)。権威あるはずの会社の高価なソフトがコレではねえ…
--Sequence図の縦線(生存線)から横に伸びる矢印(Method呼び出し)のうち一番上の奴をSelectする(そして例えばCutする)と、その縦線とそれに従属する横矢印全部をSelectした(そしてCut)したと誤解してくれやがる。ふざけんな!Objectの選択なんてOOPの基礎だろ?

----
http://www.cobase.cs.ucla.edu/pub/javacc/#Rsection
JavaCC (Java) 用の定義ファイルらしきもの、めっけ!

[[id:906]] 2002-07-31 14:00:58


UMLの関連クラス

http://www.ogis-uml-university.com/letters/tigarRoll3.html

これを普通のOOP言語で直接実装しようとすると、ちょっとひとひねり要りますね。
-ItemObject(RelationObjectで繋げられるObjectをこう呼ぶことにする)とRelationObjectを、相互に参照させるようになってる必要がある。
--その相互参照の値を適宜更新する必要がある。
--ItemからRelationへの参照はCollection(JavaならVectorとか)になってないとならん。その所有負担(^^;は(そもそも小さいItemでは)少なくないかも。

[[id:989]] 2002-08-15 19:59:42


図と図の関連は?

たとえばUseCase図を書いてから、それを元に(というのかな)してSequence図を書く。

では、そのUseCase図とSequence図との「関連(非UML用語)」を、どこにどう書いたらいいのだろう?

特にUseCaseの場合が心配だ。
他の図で大抵使われるClassとか属性とかMethodとかの多くの概念が、UseCaseには登場しないので
(つまりUMLにおいてUseCaseは「浮いている」わけだが…)、
UseCase図と他の図とを間接的にでも関連づけられる情報というものが、あんまり多くない。

いろんな図(と図の相互関連)を一まとめにして初めて、1つのプログラムのためのDocumentは成立するはずだから、
関連が明示的に書けるほうが良いのだと思うのだが、少なくとも標準ではそういうものは無かったような。

[[id:1276]] 2002-09-22 15:56:00


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