結城さんから「短気」が「短期」に間違えているとの御指摘をいただいた。 ありがとうございます。
それから、書いていなかったが、nifty/fgalts でお世話になっている たむらさんからも Wget の日本語マニュアルについて、下記のような情報を頂いている。
Wget の Win32版が、 http://jolt.ime.yamagata-cit.ac.jp/ からたどれます。
で、この中に日本語訳されたマニュアルが含まれてます。
あと、もっと前になるが、某G党さんからも、「読んでます」と励ましの メールを頂いた。
こんな日記を読んでくださる人がいるというのはありがたいことです。
『プログラミング Perl 改訂版』
Larry Wall 他 著、近藤嘉雪 訳、オライリー・ジャパン 刊
より引用。
これって、カッコいいよね。無精(Laziness)
エネルギーの総支出を減らすために多大な努力をするように、あなたをかりた てる性質。こうして労力を省くために書かれたプログラムは他人も使うように なり、そのプログラムに関する質問にいちいち答えずに済ますためにドキュメ ントを書くようになる。それゆえ、プログラマにとって最も重要な素質である。 またそれゆえ、この本が存在するのである。短気と傲慢を参照。短気(Impatience)
コンピュータがサボっているときに感じる怒り。あなたの指令に反応するだけ でなく、実際に指令を予測する――あるいは少なくともそのようなふりをする―― プログラムを書く原動力になる。それゆえに、プログラマにとって2番目に重 要な素質である。無精と傲慢を参照。傲慢(Hubris)
ゼウスの怒りに触れるほど、プライドが高いこと。また、他人にケチを付けら れないようなプログラムを書く(そして維持する)ための原動力になるもの。それゆえ、プログラマにとって3番目に重要な素質である。無精と短気を参照。
でも、B-TRON のよさっていうのをいろんな人に分かってもらおうと思ったら、 一番いいのはエミュレータを作って他の OS の上で動くようにしちゃうことだ と思う。そりゃ売りのひとつのリアルタイム性はなくなるだろうけど、実身仮 身ファイルシステムと TAD で統合(?)された各種アプリだけでも使ってもら えば。
…これって素人考えなのかな。
アドレス帳やカレンダーはいらない。ToDo メモだけあればいい。日付や済マー クが書き込めて、依存関係でツリー化できて、「今とりかかるべきこと」がさっ と引ければいい。
やっぱ自作するしかない? ツールの候補は、Ruby/Perl, Emacs-Lisp, sh あ たりかな。Java は…、GUI は魅力的だけど Linux で日本語使えないか。 Tcl/Tk は今更覚えようという気が起きない。
今日はけっこう身を入れてお仕事。内容は3つのバージョンに分裂してしまっ ているソースコード群を2つに収束するってもの。しかもコード自体は2台の 汎用機に分散している。単純にマージできるわけではないので、作業としては かなりめんどくさい。
現時点で集められる資料(といっても最初の開発時のものだ :-P)も手もとに 揃ってしまったし、手をつけないわけにはいかないので始めることにした。
ちなみに使うソフトは Emacs20 for Win (Maedow)と Perl、あと awk とか diff とか sh とかで、作成する資料は HTML 。マイクロソフト等のオフィス もののソフトは、こういう高度な用途には全然役に立たないので最初から使わ ない。
自分のパソコンに持ってきたソースを、対応するもの同士 diff にかけて、バー ジョン間の違いを洗い出す。全部で 60 数本もあるので、とても手でやってら れない。ls > flist した結果を awk や Emacs でごにょごにょして、
diff -c file file > file.diff diff -c file file > file.diff diff -c file file > file.diff : :というようなファイルを作って sh に食わせてやるとできあがり。
あとはソースごとにレポートを作るために HTML ファイルを用意する。ひな型 となるファイルをひとつ用意して、Perl スクリプトで増殖させる。その際に タイトルやソースコードへのハイパーリンクをひとつひとつ埋め込む。う〜ん、 なんだか CGI を組んでいる気分。(ファイルの open なんて、使ったの久し ぶりかもしれない。)
途中、diff 結果ファイルの拡張子を変えなければならなくなったが、全部ス クリプトなので、該当する部分をちょこっと修正して再度走らせるだけで済ん だ。手でひとつひとつ直すなんてのは明らかに「コンピュータに使われている」 状態だ。しくしくものである。皆さん気をつけましょー。
最後に各ファイルに飛ぶための index.html を作って下ごしらえ完了。自動処 理でできるのはここまで。あとはひとつひとつ diff の結果を読みながら資料 を起こしていかなければならない。時計を見ると 19:50。 今日はここまでに しよう。
結果はスクリプトも含め \\SHIMADA\HTML文書\comp\ 以下に置いてありますの で、社内の人はどうぞ。(…って読んでる人いるのか?)
ああっ。 「今後はスクリプトは全部 Ruby で組む」と決めていたのに。 ちょっと込み入った処理を急いで片付けようとあせっていたので、 そのことをすっかり忘れてしまっていた。
おっと、壁紙が 綾波レイ のままだった。はづかしいのでレンガ模様にチェンジ。(汗;)
曰く、「このソフトのマニュアルは、コンパイルド HTML で書かれています。 この形式を読めるブラウザ(IE)をお持ちでないかたは、作者のサイトに置 かれている普通の HTML 形式のマニュアルを参照して下さい。…」
コンパイルド HTML !?
バグやセキュリティホールが恐くてIE4を入れていない私は、そんな形式が あることすら知りませんでした。
エディタで開いてみると、確かに普通には読めないバイナリ形式となっていま した。恐ろしいことです。「誰でも読み書きできる」から全世界で広まった オープンな WWW を、「うちのソフトでしか読み書きできない」クローズドな ものに変質させようとしているのです。
マイクロソフトが、囲い込みを目的として Word や Excel のファイル形式を 非公開とし、バージョンアップのたびに変更して不評を買ってきたことと酷似 しています。
Microsoft の戦略は、短期的には単なる Netscape 潰しのように見えますが、 長期的にはインターネットというインフラを独占することを目標としています。 そのための武器が、独自プロトコル&独自アプリなのです。
便利だから、面白そうだから、といって気軽に利用することが、実はその動き に手を貸すことになっているのです。
気を付けましょう。あとあと不利益 * を被るのは、自分なのですから。
現状でもほぼそうなりつつあるが。:-P
マイクロソフトが、Java をつぶすために行なって来た『Java汚染計画』 に裁判所がストップをかけたのだ。 Windows98 と Internet Explorer が販売差し止め/回収になるかも知れない。 いいぞ、そのほうが世の中のためだ。
その一節に、
だそうだ。1. プログラミングを身につけること。
当然のことながら、これは根本的なハッキング技術です。1997 年にあなた がこれだけはぜひ学ばねばならない言語は C です(が、真っ先に学ぼうとす べき言語ではありません)。でも、言語を一つしか知らないなら、ハッカーで はないし、プログラマですらないのです。あなたはプログラミングの問題につ いて考えるのに、ひとつの言語に依存しない一般的な方法を身につけなくては ならないからです。真のハッカーになるには、マニュアルの記述を自分のこれ までの知識と関連づけることで、新しい言語をものの数日で習得できるように ならなくてはなりません。ということはつまり、ぜんぜん違った言語をいくつ か学ぶべきだということです。
C のほかにも、さらに少なくとも LISP と Perl ( そして Java も、このリ ストに加わろうとしてものすごくがんばっています)を学ぶべきです。これら はもっとも重要なハッキング用言語だというだけでなく、それぞれプログラミ ングに対してまったく違ったアプローチをしているので、どれも非常に有益な 勉強となるでしょう。
リスプゥ!?
という疑惑の声も上がって来そうだけど。なんか LISP って
終ってる言語
という感覚を持っている人も多いのではないだろうか。じっさいのところ雑誌
に取り上げられることもほとんどないし、LISP で商用アプリケーションを作っ
ている会社ってのは少ないのだろうけど、
(雑誌というのは最新のトレンドを追っかけなければならないというかわいそ
うな宿命を負っているので、「雑誌で取り上げられないものは終っている」と
判断するのはやめたほうがいい。)
しかし研究や個人のハッキングの現場では、まだまだ現役なのかもしれない。
あれだけ普及している Emacs が LISP エンジンで動いているということも、それを
証明する一つの事実だと思う。
(smalltalk のように、 顧客に隠して こっそり使われていたりすることは十分考えられる)
僕も最近かじり始めて分かったけど、LISP を知っているのと知らないのでは、 プログラミングに対する発想の幅にだいぶ差がでてくるように思う。LISP を 知っていれば、変な入門書の記述を真に受けて C のことを『関数型言語』だ と思い込んだりしなくて済むし ;-) 。 まあ COBOL と BASIC をやるよりは、かなりタメにな るんではないだろうか。
それにしても、/usr/local/info/dir と /usr/info/dir って、どうやって 切替えたらいいのだろう? (爆) それこそ info 読めよって。>オレ
3Fのキリスト教書フロアをぶらぶらしていたら、なぜかフロアの1/4程が 岩波コーナーとなっている。システムだか情報工学だかの棚にふらふらと吸い 寄せられてしまうオレ。
手に取ったのは『Common Lisp 入門』。著者が京大の Lisp 総本山のお二方。 けっこう値が張ったが、ぱらぱら見てみるとけっこう分かりやすそうだったので 『自分に投資だぁー!』 といつものように勢いで買ってしまった。
ははは。仕事でスクリプトのネタが出たときは最優先で使ってますよ。 もちろん本も出たら買うよーん。 『自分に投資』だよね。
いろいろな人に「お手本を見ないでピカチュウを描いてね」とお願いして 描いてもらっているというページなのだが、描いている人の顔揃れがすごい。 どんな人たちが描いているのか…、まあ、見てください。
1998.11.20 補足。
トップページにリンクするつもりで、直接そのページにリンクしてしまっていました。
反省して修正しました。
会社のパソコンだが、結局 Meadow もインストールしてしまった。 以前は Mule for win32 と秀丸を使い分けていたのを、 今度は Meadow と xyzzy としようと思ったからだ。 xyzzy は単体で印刷ができるし( Meadow はできない)、 ドラッグ&ドロップでファイルを開けるし、正規表現も秀丸よりはまともだろうから、 十分代わりが勤まると思う。
ところで、Meadow は Mule が統合された Emacs20 ベースということで、 単純にインストールして起動してみただけでは日本語が扱えない。
~/.emacs に何か記述するんだよ、とどこかに書いてあったはずだが見つからない。 Meadow の作者とヘビーユーザーの人達はどうも、 右も左も分らない初心者ユーザーからの わけわかめな 質問責めに、 かなり辟易してしまったらしい。自分で情報を探し出せない人たちを切ることに してしまったのではないだろうか、と思える節がある。 インストールされたファイル群には Meadow のために日本語で書かれたドキュメント というものが存在しないし、(英語の Readme はなぜかある) 作者のホームページに置いてあるドキュメントや FAQ も、 Mule for win32 用のままだった。
やっぱりメーリングリストの過去ログを読みかえすしかないのかなぁ。
先日も書いたとおり会社のパソコンが新しくなったので、 ソフトをいちからインストールしていったのですが、 そのなかで Mule for Win32 を新しいバージョンである Meadow に入れ換えるかどうか迷っていたところ、 Windows で動く Lisp インタプリタ内蔵の yet another な Emacs 互換エディタ xyzzy というものに出会いました。
これまでに見たことのある Emacs 互換のエディタといえば、 Micro Emacs とか、Gnu とは系統の違う謎の Emacs の互換ソフトとか、 PC-98 の DOS で動く NitEmacs とか、まあ機能的にはあまり満足のいく ものは無いに等しかったので、xyzzy を見つけた時も、それほどは 期待していませんでした。しかし、ドキュメントを読み、メニューを調べ、 関連のサイトを見て回るうちに、 これは違う (かもしれない)、と思うようになってきました。
むむむ その1
内蔵の Lisp インタープリタが、e-lisp ではなく common-lisp 準拠。
むむむ その2
ダイアログの生成など、Win32API 呼び出しも、Lisp で記述されている。
むむむ その3
IMEでの日本語入力で、確定後の再変換などができる。
そのほかにも、電信八号と連携してRMAILのようにメールの送受信ができたり、 .xyzzy を用意してカスタマイズできたりと、かなり柔軟で「おっ?」と 思わされるような高度な機能を持っています。
まだ使いはじめて2日(爆)しか経っていませんが、今のところ唯一の不満は
この文を読んで xyzzy に興味の湧いたという方、作者である 亀井さんのホームページは ここ です。(情報量は相当少ないです (^^;)
それからドキュメント担当の 逸見雅人さん や赤塚慶さんのホームページが参考になります。
xyzzy はフリーソフトなのでダウンロードも自由にできます。
でもまだ、Perl も Mule も Cygwin32 も入れてないんだよね。 なくてはならない ソフトだから、早く入れなきゃ。仕事にだって結構使うし。(をい)
「問題を解決するための手法の発見」
という意味でも、かなり勉強になる本だと思う。
日記のページにカウンタをつけてみた。まあ期待はしていないけど、 恐いもの見たさ っていうのがあるじゃあないですか。(笑;)
Makefile を使った日記更新システムで、ftp でのアップロードに何を使おうか と悩んでいたが、 渡辺哲也さん の作成された ruby スクリプト (Web ページの upload ftp を自動で) を使わせて頂くことにした。 以前試してみた Perl 製の ftpfind はなぜか上手く動かなかったのだけれど、 トラブルシュートする気力もなく放ってあったのだった。
テストもせずに(をいをい)いきなり更新用の Makefile に組みこんで、
% makeをを、アップロードしてる。一発で動いたよ。しかもなぜか知らないがこの redhatdiary.html だけをアップロードしたゾ!?
気分としてはこれだけアップして欲しいと思ってはいたものの、一発めは
のどちらかだと思っていたのに。う〜ん、謎だ。
この謎を解くには、もはやソースを読むしかないのか? (動かす前にまず読めよ〉自分)
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