東京江戸散歩 写好倶楽部     Gallery II 旅の記憶 道東の情景 VIII

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2016年4月、9月と道東を訪れたが、道東の情景も長い間やっているので、似たような写真が多くなってしまい新鮮味がないのだが 一応旅の記憶として残しておこうと思う。 4月は東京にいた高校同期の友達が昨年根室に移住したのだが、家探しなどに係ったので様子を見に行くと言う名目で帰郷した時撮った写真である。 9月は高校の同期会を利用して帰郷した時に撮った写真の一部である。
例によってFlickrに掲載しているものは英語のタイトルを付けてある。

摩周湖 4月15日

中標津空港に向かう機上からすり鉢状の摩周湖が見えた。風の向きによって空港への侵入コースが変わるようだが、こんなにはっきり摩周湖が見えたのは初めての経験だ。
温根沼橋

昨年この手前の厚床付近でスピード違反で捕まったので、慎重に今日の宿「レイクサンセット」に向けてレンタカーを走らせる。
Circling

ワシかと思ったらトビであった。
Twilight time I

夕暮れる温根沼
Twilight time II

移住した友達が会いに来ると言うので、温根沼橋付近で待つ。
Sunset in Syunkunidai III

春国岱の夕景は何度も撮っているが、友達がまだ見たことがないと言うので一緒に行くことにする。
Sunset in Syunkunidai I
Sunset in Syunkunidai IV
Sunset in Syunkunidai II

この小舟はいつもこの辺りに停泊しているのだが、漁に使っているのか、はたまたカメラマンのために置いてくれているのかは不明。
Sunset in Syunkunidai IV
丹頂ツル

翌日朝起きると宿の側の風連湖に丹頂ツルが来ていた。撒き餌をしているようで、春夏は丹頂ツル、冬場はオオワシ、オジロワシが宿の近くで見られる。
つがいの丹頂ツル

2ファミリー程この宿の近くに生息していて、夏頃には雛がかえり 子育てが見られる。
A white-tailed sea eagle on the street light

街灯にオジロワシが一羽止まっていた。一般にはオジロは渡り鳥だが、一地域に周年生息する個体もあるようである。
オナガガモ
オオセグロカモメ

こちらではカモメのことをゴメと呼ぶようである。
   Long line I

春国台の先の行ける所まで行ってみることにする。
   Long line II

むかし子供の頃この遠浅の海岸でホッキ貝を良く採ったものだが、現在は禁漁区になっている。
  春国岱

この木道は先の方の春国岱の森林の中まで続いているのだが、昨年の爆弾低気圧で決壊し10月までは森林の中に入ることは出来ないようだ。
  The calm before the storm

突然雨雲が広がり早いスピードでこちらに向かってきたので、途中で引き返す。
   After the storm

これは昨年の爆弾低気圧で決壊した木道。高潮の影響か かなりやられている。
コゲラ

雨雲が通り過ぎたので、春国岱ネイチャーセンター横の自然観察園を散策。鳥の名前はあまり詳しくないので 信用しないように。
ミソサザイ?

ジョウビタキのメスにも似ている。
ゴジュウカラ?
アカゲラ

2、30分の散策だが結構色々な鳥を見ることが出来た。さすが春国岱原生野鳥公園と言われるだけのことはある。近くには日本野鳥の会の施設もある。
春国岱自然観察園

中学時代の友達が、車で別当賀のフレシマまで連れていってくれると言うのでピックアップしてもらう。
別当賀の駅

使用済み車両を利用した小さな無人駅である。
フレシマ

フレシマ湿原(もしくはホロニタイ湿原とも呼ばれるようだ)は多分根室の人でもあまり知らない所ではないかと思う。丹頂ツルなどの野鳥保護区に指定されており一般の人は湿原の中に入ることが出来ない。柵があって海岸線まで出れないのは少々残念。
放し飼いの馬

ワシや丹頂ツルなど様々な野鳥やエゾジカやキタキツネなど野生動物を見ることが出来るようである。
Hokkaido deer (Yezo sika)

根室に戻る途中オスのエゾジカを発見。
  フキノトウ

友達が山菜取りが趣味のようで、車の中には山菜取り用の道具が備えてあり、秘密の場所に案内してくれて、15分程で行者ニンニクやフキノトウを沢山採ってきてくれた。
その夜 高校の同期がやっている居酒屋に行って、天ぷらに調理してもらい皆で食べたが、とても美味しかった。
A deserted house

モノクロ変換
Sunset in Nemuro Bay I

春国岱の夕景も美しいが、根室港の夕焼けも最果ての港の風情がある。
Sunset in Nemuro Bay II

Sunset in Nemuro Bay III

今夜はこれから 何時も帰省した時に行っていた居酒屋が移転して、新規オープンしたので皆で飲みに行くことになっている。
  南部沼

最後の日はこの近くに東京から移住した友達の家に居候する。
昔この沼で冬はスケートを良くしたものだが、友知海岸方面に進もうとすると海からの向かい風でなかなか進まないが、海を背にして追い風になると黙っていてもスピードが出る。
近くには戦時中のトーチカがまだ残っている。
伊藤牧場 9月1日

高校の同期会が9月3日にあるのに合わせて、夫婦で道東を廻る。
市立病院下にエゾジカ発見(スマホ撮影)

最近はエゾジカが根室市内にまで出没するようだ。
花咲港

朝サンマの水揚げ風景を撮りに行ったのだが、もう終わっていた。漁師の人に朝4時頃来なきゃだめだよと言われる。
霧多布 津波の時逃げた高台

村役場に行き自分が4歳の頃住んでいた場所を探し出し、現在住んでいる人(親戚だった)に十勝沖地震の時逃げた山を教えてもらったが、先に見える低い高台だと言うので少々ガッカリした。記憶では高い山を必死で登って逃げて、水平線に雲の様にモクモクと津波が湧き上がるのを見た記憶があるのだが。
  琵琶瀬展望台より霧多布方面を望む。
Kiritappu Marsh

霧多布湿原
  霧多布湿原

花の湿原と言われ、季節によりワタスゲの白い実やエゾカンゾウなどが湿原一面を彩る。
Doto blue

あやめケ原から見える 浜中方面に断崖が続く海岸線風景。
あやめケ原

アヤメは時期ではなく咲いていないので、あまり長居せず厚岸に向かう。
  The house II

厚岸の手前にある いつも気になっていた菜の花に囲まれた家。以前はもっと古い家屋だったように思うが、建て替えられたようだ。
厚岸道の駅 コンキリエ

この道の駅は北海道でも一、二を争う人気の道の駅らしい。厚岸の名物牡蠣の味覚を味わえる。
  The house I

風連湖付近の気になる家。
根室のカニ祭り

高校の同期会は卒業後50周年と言うことで、故郷で開催することになり、カニ祭りに併せて設定された。 関東から16名、道内からも15名で地元の参加者合わせて総勢60人程で盛大に行われた。
翌日はバーベキューパーティーや小学校のクラス会も行われ、卒業以来初めて再会出来た同級生もいた。
帰京前の最後の日には移住した友達がアパート経営する予定の家に泊まらせてもらうことも出来た。
Tokyo Bay 9月5日 (スマホ撮影)

同期会を終え、旧交を温め帰路に着く。
北海道には台風が接近しているのだが、東京湾上空は真っ青な空に白い雲が浮いた晴天であった。

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