道東の情景が続いてしまったが、今回は2015年7月友人に根室管内を案内した時撮った写真と、8月に宿の近くで根室港の夕景を撮った写真を掲載する。根室はロシア200カイリ内でのサケ・マス漁の禁止などで 苦境に立たされているが、人間と共存する豊かな自然等 他に類を見ない特色があるので 漁業以外にも力を入れ始めているようである。これからも 出来る限り足を運び道東の自然を撮っていきたいと思う。 例によって英文名のタイトルが記されているものはFlickrに掲載しているものなので、全画面で見たい場合は そちらも参照されたい。URL: https://www.flickr.com/photos/kazs2307/ |
小野沼公園 中標津空港から根室に向かう途中ある小野沼公園。ピクニックに丁度良い所であるが、この日は誰も見かけなかった。 故小野勝治氏が10年の歳月をかけて自力で造成したものを、別海町に寄付したものという。 |
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Encounter 春国岱に夕日を撮りに来たが、まだ早かったので近くの春国岱ネイチャーセンターの遊歩道を散策した。すると通り道にエゾシカが道を塞ぐ様にして食事中であった。この辺りのシカは人間を恐れていないようだ。脇をそっと通り過ぎると、今度は子供のキタキツネが通りを横切った。 |
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春国岱の夕日 春国岱には何度も夕日を撮りに来ているが、今日は空の雲が中々面白く期待が持てそうだ。宿の人に春国岱の夕日を撮りに行くので夕食を遅くしてもらい出掛ける。 |
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The golden boardwark 木道が夕日に真っ赤に染まっていた。この木道で反対岸まで行けるのだが、年初の爆弾低気圧のため損壊し、10月までは通行止めになっていた。 |
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Sunset in Syunkunidai 2 |
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春国岱の夕景 雲が夕日に吸い込まれるように流れていた。 |
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春国岱の夕景 II | |
Golden time in Syunkunidai | |
夕日に続く道 | |
Sunset in Syunkunidai 4 | |
Sunset in Syunkunidai 5 | |
Alone 翌朝 風連湖の対岸にサギのような鳥が1羽佇んでいた。 |
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A family この宿には以前もいたが、丹頂鶴が餌付けされているようで、生まれて間もない幼い鶴と朝食をしているのが、宿の近くで見られた。 |
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A family 2 このショットは画面上の空きが気になるが、子育ての環境を描写しているのが良かったのか、Flickrで評判が良かったので、9月に三軒茶屋のキャロットタワーで開催された写真クラブの写真展に出品してみた。 |
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Looking for? みな同じポーズをしているのが面白い。 |
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納沙布灯台 日本の最東端で朝日が一番最初に見れるという納沙布岬。 先に見える白い塔が納沙布灯台。朝日が早いということは 朝3時頃には出掛けなければならないので、今だ納沙布の朝日は撮ったことがない。 |
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貝殻島 やや左の上の方に見える小さな棒状のものが歯舞諸島の貝殻島。 貝殻島というから何か岩礁のようなものでも見えるのかと思いきや、オーロラタワーの上からでも何も見えない。針のように見える灯台(戦前日本が建てたそうだ)を貝殻島と言う。引き潮の時は岩礁が見えるというが、そこはもうロシヤの経済水域である。 |
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北方原生花園 根室半島のオホーツク海側にある北方原生花園。初夏にはエゾカンゾウなど花々が咲き乱れる。 これは人間のではなく馬の遊歩道か? 恐る恐る脇を通り過ぎさせてもらったが、ミズナラの風衝林に行く木道の踊り場には何十頭もの放牧されているポニーなどがいて、さすがに迂回して行く。 |
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Windbreak water oak ミズナラがオホーツク海から吹き付ける風雪などにより、変形している 珍しいミズナラの風衝林の群生である。 モノクロ変換 |
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A ruined house 根室半島の太平洋側にある友知海岸の近くの南部沼脇に廃屋が一軒取り残されていた。 この近くには朽ち果てた防空壕などがあり、まだ戦争の面影を留めている。 モノクロ変換 |
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笑顔が素敵な仲良し3人組 自分は今まで見たことがないが、7月中旬に行われる根室港まつりには、「千人踊り」というイベントがあるというので、夕食に行く途中見物しながら店まで行くことにした。 |
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千人踊り 地元の友達に聞いたら「千人にならない踊り」だと言うので、あまり期待していなかったが、根室に こんなに踊る人がいるのかと思う程の踊り手が繰り出していた。東京でも阿波踊りやヨサコイなど写真を撮りに行ったことがあるが、踊り手の数では引けを取らないと思う(今年は約800人だそうだ)。ただこの辺りでは見物客がチラホラなのが、ちょっと残念。 |
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千人踊り 東京の阿波踊りなどには何とか連など、踊りの同好会などが参加しているが、ここでは殆ど地元の企業が主体である。 |
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千人踊り 若い綺麗どころが登場。 |
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千人踊り メインストリートである緑町辺りに来ると、見物客も増えてきたようである。近くの居酒屋に向かう。 |
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舟こぎレース 港まつりのイベントの一つに舟こぎレースというのがある。これが中々大変で、チームの息があっていないとなかなか進まない。衝突したり やや混戦めいて来た。 |
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とうとうカモメも参戦か 風邪を引いていて体調が悪かったので、最後まで見なかったが、昨年優勝の風林火山が良いレースをしていたので 今年も良い線まで行ったのではないか? |
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あやめケ原より望む 厚岸の近くにある あやめケ原に行ってみた。当然あやめは 盛りが過ぎて、ほとんど咲いていなかったが、昔来た頃と違って随分整備されていた。昔はガスのかかる原野に紫色のあやめが群生した幻想的な風景で、遊歩道もなかった。 |
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琵琶瀬展望台より霧多布湿原を望む HDR変換 |
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アゼチの岬 映画「ハナミズキ」のロケ地だそうだ。 HDR変換 |
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霧多布岬と灯台 湯沸岬ともいう。子供の頃一時期 霧多布に住んでいて十勝沖地震の時 津波からこの辺りまで逃れたというが、ほとんど記憶にない。この岬の先端に行くのは今では危険を感じないが、当時は子供心に怖くて、未だに自分が高所恐怖症なのは、ここで怖い目にあったせいだと思っている。 |
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海上パトロール船 夕食に行く途中、花火大会があるというので根室港の方を通って行く。花火大会のため根室湾内をパトロールしているようである。 |
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弁天島と花火 さすがに東京などの花火と違い間隔が空くので、三脚がなければ良く撮れない。 |
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尾岱沼港 中標津空港に行く途中尾岱沼で一泊し、野付半島の観光をする。観光船に乗る前に尾岱沼港内を散策。期待していた北海シマエビの漁をする打瀬船は、時季ではないので見れなかった。 |
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ゴマアザラシ 観光船がアザラシを探して近くに停泊してくれた。今回は群れで泳ぐようなアザラシの大群を見ることは出来なかった。 |
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トドワラ 右手向こうに見えるのが、野付半島のネイチャーセンター。 あの辺りまでは車でも行ける。 |
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トドワラ 観光船の船着き場からは、この木道でトドワラ辺りまで行くことが出来る。 |
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Todowara モノクロ変換 |
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Standing サギが佇んでいた。ナラワラ辺りにて。 |
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ある夏の日の思い出 野付のネイチャーセンターで車を駐車すると、クラシックな装いも爽やかに 若い女性が海の方に駆け出していくのが見えた。どうやら写真を撮るためのようだ。映画のワンシーンを見ているような一瞬で、思わずシャッターを切った。 |
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Reflections ナラワラにて。この辺りもいずれ トドワラのようになるのであろうか。 |
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Purple evening 尾岱沼ネイチャーセンターの辺りから、ナラワラ辺りに沈む太陽を撮ろうと思っていたら、夏の太陽はかなりオホーツク海寄りに沈むことが分かり、野付湾側では撮れないことが分かった。 |
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Purple evening 2 | |
The setting sun in the far east of Japan オホーツク海側の浜辺で知床方面に沈む太陽を撮る。 |
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The setting sun in the far east of Japan 2 | |
Twilight time 8月に帰省した時、夕食に出掛ける前 宿の近くの波止場で夕景を撮った写真が何枚かあるので以下掲載する。 |
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Standing at dusk ウミネコが防波堤に1羽 夕日をバックに佇んでいた。 |
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Twilight time 2 | |
Sun sets オホーツク海に沈む太陽と根室湾の灯台 |
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Waiting for the sunset 夕日が沈むのを待つウミネコ達 |
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Dancing wildly at sunset 夕日が沈む前の乱舞 |
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Twilight time 3 防波堤内は静かで、あたかも船が浮いているように見える。 |
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夕日も沈み、ウミネコもそろそろ家路に着く頃だ。 |