東京江戸散歩 写好倶楽部     Gallery II 旅の記憶 道東の情景 V

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最近 実家の事で田舎に帰る機会が増えた。写真を撮るのが目的ではないので一眼レフは持って行かないが、小さなミラーレスカメラは持って行くようにしている。今回は2014年12月に根室の爆弾低気圧による高潮の被害があった数日後に帰省した時 港に出かけて撮ったものと、2015年2月に帰省した際 友達に春国岱や別当賀方面を車で案内してもらった時 撮ったものなどを掲載する。英語のタイトルの写真は Flickr 掲載分。

根室港に打ち上げる波

2014年12月 高潮があった数日後 被害状況を見に、港に行ってみた。 連日TVで放映されていた被害のあった緑町付近は意外に早く復旧しており、高潮の痕跡はあまり見当たらなかった。先に見える とんがり屋根のポンプ所辺りから高潮が市街地に入ったと言う。
Nemuro Blue

港は人が上がれるほどではないが凍っていた。
金比羅神社下の海辺

この辺りになると砕氷船の助けを借りなければ自力走行は無理なくらいに凍っていた。
張り詰めた氷

この辺りは高潮の被害はなかったようだが、氷が防いでくれたのか?
夜 高潮被害のあった辺りにある知り合いの居酒屋が気になって行くと、店は大丈夫だったが、この近くに住んでいた人が飲みに来て、アパートの家財道具や車を流されてしまった言う高潮被害の事を話してくれたが、ほんの数十メートル離れているだけで天と地ほどの差が出てしまうのは災害時の常である。
国道44号線沿いに群れるエゾジカ

2015年2月中 道東方面は毎週のように荒れて、飛行機の欠航や国道の閉鎖などがあり、3度目にしてようやく根室にたどり着くことが出来た。
帰京する前日、友達に夕方から春国岱や別当賀方面を車で案内してもらうことになった。
青い氷

春国岱に寄るが、まだ夕日には早すぎるようだ。陽が沈む頃まで別当賀方面をドライブすることにする。
エゾジカの群れ

ドライブの途中車に撥ねられたのか シカの死骸を3度ほど見かけた。ワシやカラスが死骸に群がっていた。今年は特にシカが人里近辺に多く降りて来ているように思った。
不審人物 要注意!
シカは集団で行動するので、車を運転している時は シカ一頭見かけたら数頭周りにいると思って注意して走行しなければならない。
Waiting for sunset

春国岱に戻るとようやく夕日が沈みそうだったが、雲が掛かっていた。
エゾジカが数頭浜辺にいて、人馴れしているのか逃げようとしない。ミネラルを取るために浜辺に来ているとか。
Enjoying sunset
最近全国的にシカが多くなり、狩猟が解禁され、シカ肉の料理などもお目にかかるが、知り合いの話では道東のシカはミネラルを多く取っているので特に美味いとか。
雲が掛かっているが水面が黄金色に輝き始めた。
Golden time 2
Golden time

春国岱に沈む太陽。春国岱の夕日は雲が掛かっていても美しい。
Nemuro blue 2

中標津空港まで車で行く途中ちょと時間があったので花咲港に寄る。今日は晴天だが明日から また爆弾低気圧の予報でなので飛行機が飛でるうちに帰ったほうが賢明のようである。 この時は花咲港も波一つなく穏やかだったが、3月に入ると流氷が港を埋め尽くしたそうだ。
温根沼大橋と小さな氷

この辺りからシカが多くなる。
ワシを撮るカメラマン

国道44号線で中標津空港に向かう途中 東梅の辺りで大勢のカメラマンが何かを狙っている。国道端に車を止めて 遠いがミラーレスでデジタルズームにして数枚撮ってみる。
Wild party

被写体はオジロワシやオオワシで(カラスもいるが)、近くのロッジで撒き餌をしているようである。
Wild party 2

このロッジには何度か泊まったことがあるが、今回も1日だけ予約しようと思ったが満室であった。どうやらこれがその理由のようである。そう言えば去年泊まった時も撒き餌していたのか丹頂ヅルがロッジの近くまで来ていた。
中標津空港

翌日また爆弾低気圧で欠航になる可能性が高いためか、飛行機の座席はほぼ満席であった。

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